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10.12 購入した本【 2023.41週 】

書店はふらふらしているだけで心が躍る。
おなじように徘徊している人をみるのも楽しい。
他者がどんな本に興味をもっているのかにも興味がある。

今週はエッセイを2冊購入しました。


ふたつの時間、ふたりの自分

柚月裕子さんの物語

2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。
温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。

柚月さんの描く人間ドラマは心情の表現が深くて芳醇なのだ。

作家のエッセイには作品の表と裏がみてとれて、より作品を理解したい気持ちを満足させてくれる。


うたうおばけ

上白石萌音さんが何度も読み返す、愛する一冊

れいんさんの文章には体温があり、とても人間らしくて趣深い。
言葉の楽しさが詰まっています。
素直に、真っ直ぐに人を愛する姿にあこがれると同時に、身近にいる大切な人をより愛しく思えます。
「はたちの20冊」(JPIC刊)より
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他者が自分をつくる。
どうしたって、他者からの影響は避けられない。
だからこそ関わらずにはいられない。

工藤さんの「ともだち」との日々は、おもしろい。


今週もいい本に出会えました。

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