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12.14 購入の本【 2023.50週 】

残すところ2週間。
今年もあとすこしとなってきました。
年末年始、読書がはかどらない。
イベントも多くて、個人的にはあまり嬉しくない連休となっております。

それでは紹介します。
今週は2冊の本と縁がありました。


人間標本

KADOKAWA 2023.12

大好きな「湊かなえ」先生の新作がキター、ということでテンション上がってます。
デビュー15周年、2年ぶりの書下ろしとなり「イヤミス」の復活となります。

人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな

蝶が恋しい。
蝶のことだけを考えながら生きていきたい。
蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。
その輝きは標本になっても色あせることはない。
五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。
今こそ最高傑作を完成させるべきだ。
果たしてそれは誰の標本か。
――幼い時からその成長を目に焼き付けてきた息子の姿もまた、蝶として私の目に映ったのだった。
イヤミスの女王、さらなる覚醒。15周年記念書下ろし作品。

KADOKAWA オフィシャルサイトより

文章の美しさに読書欲が満たされる。
こころの温度はさがり頭はクリアになっていく。
重たいテーマが心地よくおもえるのは、表現の美しさがアートだから。
芸術作品としての文章をなんども堪能したい。

だれかの苦悩は、だれかの救いになるのだろうか。
救いを求める声に気づくことは、できないのだろうか。
欲望ゆえに狂う世界。
自分の眼にうつる世界はあくまでひとつの世界の見え方だと知るべきだ。

特設サイトもありますよ。



ダヴィンチ 2024年 1月号

KADOKAWA 2023.12

年末恒例企画「BOOK OF THE YEAR 2023」
毎年この号だけは必ず買っています。

湊かなえ先生の対談があるので嬉しいです。

様々なジャンルのランキングがあるので家族みんなで楽しめます。
本好き家族のコミュニケーションツールとして最適です。


来週は寒波到来で冬も深くなってきます。
雪国は白一色に包まれる美しい季節でもあり、生活するには厳しくもあります。
それでも、四季のある国に生まれたことを楽しんでいきたいですね。

最後までお付き合いくださって、ありがとうございます。
また来週に。

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