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マダミスを作ったわけ
みなさんマーダーミステリーというものはご存知ですか?
ストーリーのある人狼ゲームという説明がされることが多いのですね。
ですが、僕としては、『推理小説の登場人物となり、物語を創っていくものゲーム』だと考えています。
とりあえずの言葉の合意が取れたところで、本題は、なぜ僕がマーダーミステリーを作ったのかです。
結論としては、才能が無かったからです。
僕はもともと小説や本の類が好きでした。小学生になった頃から本は読んでいたし、中学年くらいからは文庫本を毎日持ち歩くくらい好きでした。
だけど、読む才能はあっても書く才能は一切なかった。
いくら自分で作ってみたいと思っても、駄文しか生み出せなかったわけですね。
そんなこんなで少年の儚い夢は散ったわけです。
それから時は10年以上経ち、夢破れた少年はマーダーミステリーというジャンルに出会ったのです。
元々人狼ゲームとかは好きでしたので、プレイヤーとして面白いな〜と遊んでいたのですが、2,3作遊んだくらいで、『これなら作れるのでは?』と思いました。
この時は、自分のことながら、また挫折するんだろうな〜とか考えていたのですが、あれよあれよと完成してしまった。
気づいたらオリジナルのマーダーミステリーを世に公開するまでになっていたわけです。
では、物語を描くことができなかった僕が、マーダーミステリーは完成させることができたのか。
それは、作者の物語に関わる比率が低いからです。より正確には、100%でないことが僕にとっては重要でした。
小説の場合、当然ながら内容は全て自分で考えることになります。(プロであれば編集の方に直してもらうことはありますが…)
それがいいと思う人もいると思いますが、僕にとってそれはハードルが高かったわけです。
それと比べてマーダーミステリーの場合は、前提やキャラクター、エンディングは作者が作るものですが、それ以外の展開は全てプレイヤーによって決定される、作者の意思が介在しない部分になるわけです。
その作者の意思が介在しない部分が存在することが重要だったわけですね。冒頭で言った才能というのは、自分の作ったものを100%信じ切る才能が無かったというわけです。(これが1番大事だと思っています。)
なかなか理解してもらいづらいことだと思いますが、、、
結論としては、マーダーミステリーを皆さんに楽しんでいただいて、その感想をいただければ至上の幸せというわけです。
それではまた〜
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