新しく出たとこ。『35回/食べ物』ジベレリン処理
35回43番(2)
果実類に関する記述である。
バナナは、ジベレリン処理によって追熟が促進する。(○or×)
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「ジベレリン処理」が初登場しましたので、確認しておきます!
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・ジベレリン処理とは
ジベレリン処理とは、「種なしぶどう」を作るための作業のことです。
ぶどうの房を、ジベレリンという植物がもつホルモンにつけることで、種がなくなります。
(別目的の実験をしていたところ、偶然できたそう。)
国試ガイドラインにも直接のキーワードとしては載っていない部分の出題なので、現状はあまり詳しくは調べすぎず、「なんの話で登場する名前なのか?」という理解程度でよいと考えます。
・バナナで行うのはエチレン処理
キーワードとしての出題は「ジベレリン処理」が新出でしたが、実は誤文のバナナの話も新しく登場した部分です。
「バナナは、エチレン処理によって追熟が促進する。」
バナナやキウイフルーツは、収穫後も追熟するという性質があります。
(時間がたつとだんだん甘くなる)
この追熟は、エチレンという物質によって促進されます。
(エチレンも、植物が作り出すホルモン)
輸入のバナナなどは、青い状態で輸入し、その後エチレン処理をして黄色くするという作業が行われています。
よって今回の問題は、
・ジベレリン処理-ぶどう-種なし
・エチレン処理-バナナ-追熟
という内容を知っていますか?という問いでした(^^
ぜひ、お見知りおきを。
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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