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過去問解説『34回88番』(妊娠期の変化)

応用栄養学

妊娠期の生理的変化に関する記述である。
最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)インスリン抵抗性は、低下する。
(2)腸管のカルシウム吸収率は、低下する。
(3)血清アルブミン値は、低下する。
(4)循環血液量は、減少する。
(5)血清トリグリセリド値は、低下する。

(わからなくても、考えて答えを出してみると効果的です!)

・どんな話か?

応用栄養学でヒトの成長を考える場合、
新生児期・乳児期・成長期(幼児期・学童期・思春期)・成人期・高齢期という順番で見ていくのが基本ですが、もうひとつ注目すべき「期」があります。
それが「妊娠期」「授乳期」です。

産まれる前の段階である妊娠期では、どんな栄養が関わるのか。
今回はこの中でも、妊娠前後で母体がどう変化するのか?という部分を見ていきます(^^

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