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新しく出たとこ。『35回/公衆栄養』健康日本21(第二次)の中間評価

35回144番
健康日本21(第二次)の目標項目のうち、中間評価で「改善している」と判定されたものである。
最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)適正体重の子どもの増加
(2)適正体重を維持している者の増加
(3)適切な量と質の食事をとる者の増加
(4)共食の増加
(5)食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む食品企業及び飲食店の登録数の増加

解答5

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健康日本21(第二次)の中間評価」が初登場しましたので、確認しておきます!

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・健康日本21

健康日本21とは、国が進める「国民健康づくり対策」です。
現在は第二次が実施されており、中間評価が発表された段階となっています。

第二次は、2013年から2022年まで。
途中でどれくらい目標が達成できているか?という中間評価が発表される。

・中間評価の結果

中間評価は2018に発表され、今回初めて問題として登場しました。

結果は「a改善している」「b変わらない」「c悪化した」「d評価困難」の4つで判断されています。

画像1

「健康日本21(第二次)」中間報告書(概要)
平成30年9月厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会 P2 一部改変
https://www.mhlw.go.jp/content/000378312.pdf

・ある意味難問

正直、目標数が多く、「改善している」「変わらない」が同じくらいあるので、ある意味難問と言える問題です。
(これまでは、「悪化した」など少数が出題される傾向にあった。)

今回の問題も、
「変わらない」
(1)適正体重の子どもの増加
(2)適正体重を維持している者の増加
(3)適切な量と質の食事をとる者の増加
(4)共食の増加

「改善している」
(5)食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む食品企業及び飲食店の登録数の増加

という結果になっています。

対策としては、結果を読んでの暗記になりますが、傾向としては
個人で達成する目標系は「変わらない」が多く
組織・企業・制度に関する目標系は「改善」が多い
という印象を受けます。
(ある意味、国からの強制力がかかるため)

すべて覚えるのは難しいですが、傾向をつかむことと、出題された内容は確実に覚えておくが、鉄則です(^^♪

今日も勉強おつかれさまです。
marcy

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