Q&A『原発性アルドステロン症とレニン』
Q. 原発性アルドステロン症でレニン活性が低下するのはなぜでしょうか?
A. すでに、たくさんのアルドステロンが出ているからです(^^
「原発性アルドステロン症でレニン活性が低下する」って、どうやって覚えればいいの?
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まずは「アルドステロン」から見ていこうか。アルドステロンってなんだった?
副腎皮質から分泌されるホルモン!血圧を上げる仕事を担当している。
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正解!じゃあ、「原発性アルドステロン症」は?
アルドステロンの分泌が正常じゃなくなる病気?
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その通りなんだけど、ポイントは「過剰に分泌されてしまう疾患」という点。つまり、分泌量は「減っているのではなく、増えている」という理解。
「原発性」は、「他の臓器等には異常がないのに(他の疾患が理由ではないのに)」って意味だったね。
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続いてレニン。これも大きくは腎臓から分泌されるホルモンに分類されるんだけど、どんな仕事をしていた?
これも血圧の上昇じゃなかったけ?
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そうそう!レニンは、血圧が下がった時に分泌される物質。アンジオテンシンという物質を作り、そしてアンジオテンシンは、アルドステロンの分泌を促進します。
えっと、じゃあ、普段から「レニンは間接的にアルドステロンの分泌を増やしている」ということ?
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その通り。体内には、血圧を上げるシステムとして「レニン→アンジオテンシン→アルドステロン」という流れがある。これは病気ではなく、通常の代謝のひとつ。そして今回の問題は、「原発性アルドステロン症」。自動的にアルドステロンの分泌が増加している状態だった。こんなとき、カラダはレニンをもっとほしい?もういらない?
もういらないね。すでにアルドステロンがたくさん出ていて、血圧も上がっているし。
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OK!じゃあ考えて「原発性アルドステロン症でレニン活性が低下する」って判断できるね。
レニンからすると、今は仕事をするタイミングではない!ってことか!
今日も勉強おつかれさまです。
marcy
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