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過去問解説『36回69番の5』(食欲と胃壁)

基礎栄養学

食欲を促進する要因である。
胃壁の伸展(〇or×)

どんな話か?

食欲と、胃の壁の伸び縮みにどんな関係があるか?という問題。物理的な刺激も食欲に影響する、がポイントです(^^

答え ×
胃壁の伸展は、食欲を抑制する。


[食べたら胃壁は伸展する]

「胃壁の伸展」とは、「胃の壁が伸びている状態」です。これは、胃に食べ物が入ってきたとき、とイメージできます。

よって今回の問題「胃壁の伸展」は、「ご飯が胃に入ってきたので、食欲はもう抑えてくださいね」という合図になります。


[満腹中枢につながる]

問題の判断としてはカンタンなイメージでOKですが、カラダの理解としては「満腹中枢」につなげておくことが大切です。

・食欲の調節は、間脳の視床下部にある「満腹中枢」と「摂食中枢」によって行われる
・満腹中枢が刺激されれば、満腹と感じて食べるのをやめる
・摂食中枢が刺激されれば、空腹と感じで食べ始める
・満腹中枢の刺激には、物理的要因(例えば胃に入ってきた食べ物の刺激)も関わる

「胃壁の伸展は、食欲を抑制する」は、今回はじめて問われた内容なので、「物理的な刺激も食欲に影響する」まで把握しておくとグッドです(^^

暗記用まとめ

・胃壁の伸展は、食欲を抑制する。


今日も勉強おつかれさまです。
marcy

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