見出し画像

よく出るところ。『36回/人体』グルカゴンと血糖値

36回22番(3)
個体の恒常性に関する記述である。
血糖値が上昇すると、グルカゴンの分泌が促進される。(○or×)

「グルカゴンと血糖値」がまた出題されました!


[ホルモンの作用の話]

グルカゴンとは、膵臓から分泌されるホルモンの1つです。
(ホルモンとは、各臓器から血中に分泌される物質。様々な作用があり、カラダの中を調節している。)

主な仕事内容は、
・肝臓グリコーゲンの分解
・血糖値の上昇
仕事のタイミングは、
・空腹時(血糖値が低下したとき)

です。「肝臓のグリコーゲンを分解」して、血中にグルコースを出し、「血糖値を上げること」が仕事なので、「空腹時」に分泌されます。

逆に考えると、食後/血糖値が上昇したタイミングでは、仕事をしなくていいので、分泌量が低下します。

この一連の流れはよく出題されているので、セットで覚えておくことがポイントです。

ちなみに、ホルモンの中で、唯一「血糖値を下げる作用」がある「インスリン」とは、同じ膵臓から分泌される兄弟のような存在です(^^


個体の恒常性に関する記述である。
血糖値が上昇すると、グルカゴンの分泌が促進される。(○or×)
答え × 血糖値が上昇すると、グルカゴンの分泌が抑制される。

今日も勉強おつかれさまです。
marcy

ノートの内容一覧
https://marcyroom.com/notecontentslist/

ここから先は

513字
読める記事が300以上になりました!

marcyノートは、国試対策に特化したマガジン(記事集)です。 自分自身の受験経験・講師としての経験・受験生からいただいた質問を通して、合…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?