Q&A『慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、二酸化炭素を考えた食事にする。』
Q.「COPDでは呼吸商が低い高脂肪食を勧める、というのはどういう理由でしょうか。」
A.「息が吐きにくい病気なので、その負担を減らそう!というアプローチです。」
・肺の病気
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、肺胞が壊れて換気障害を起こす疾患です。
「閉塞性肺疾患」という名前の通り、肺が縮みにくくなっています。
呼吸で考えると、「うまく息が吐けない」状態です。
普段私たちは、呼吸によって酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出しています。
つまりCOPDでは、「二酸化炭素が捨てにくい状態」とイメージできます。
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