今までの人生を振り返りながらの自己紹介〜大学入学編〜
大学浪人をして、予備校に通っていた19歳の冬。
1月のセンター試験ではこれまでの成果を出し切る事ができ、手応えも十分でした。
二次試験の小論文もまずまずの仕上がりで試験を終える事ができました。
結果、何とか一浪して念願の琉球大学に合格することができたのでした。
祖母が亡くなった為、私が合格したら母は東京へ帰ると言っていました。
なので、私は一人暮らしをするための家を探そうと思っていましたが、母の勧めにより大学寮に入ることになりました。
大学寮は、基本的に県外から入学する生徒に向けたものでしたが、空きがあれば県内の人も入れました。
寮は、6畳くらいの部屋にベッドのフレームだけが付いており、その他のリビング、トイレ、キッチンは共同。
お風呂も共同で、シャワーのみ。しかも外に一箇所あるだけなので、入るには一度棟を出ないといけない作りになっていました。大浴場の雰囲気で、湯船がなくシャワーのみと思っていただければわかりやすいかと思います。
しかし、家賃は水道光熱費込みで1万円と格安だったので、あまり文句は言えませんでした。
大学寮には北辰棟、海邦棟、南星棟の3つがあり、それぞれ特色がありました。
北辰棟は比較的静かでキレイだけど、遊びが少ない棟。それとは対称に、南星棟は遊びが多く先輩から後輩まで仲良しだけど、汚くてうるさいところ。海邦棟はその中間で静かではないけれどうるさくもない、恐らく一番住みやすい棟。
入寮手続きの時にどの棟が良いか選べるようになっており、受付をしていた先輩にどっちが良いか聞かれました。
私は何となく「楽しい方がいい」と答えると、先輩は「じゃうちの棟に来るか!」といい、そのまま南星棟に案内されました。その先輩は南星棟の2年生でした。
寮の中に入ると、飲み会の翌日だったこともありリビングやキッチンはかなり荒れていました。しかし、何となく直感で面白そうだなと感じ、他の寮生もフレンドリーに挨拶してくれたのもあり、この棟に決めたのでした。
入学してから分かったのですが、南星棟は「寮役」といって、寮での催しなどを取り仕切るのが伝統になっていました。(といってもほぼパーティー系の主催でしたが)
また、飲み会はド派手で、騒ぐのは当たり前、飲む時は全裸でなど過激でした(汗)。
学内でも南星棟といったら一目置かれる(良いイメージはない)ポジションにいました。
また、この南星棟には季節ごとに様々な伝統行事がありました。
4月中は、先輩達が一年生に毎日夜飯を奢ること。(大体がデカ盛りの食堂で一年生に大盛りを食べさせる)
5月は平和記念公園で肝試しツアー。
7〜8月は海でビーチパーティー。
10月は学祭で出店。
12月には寮役主催の「寮祭」。
日常でも飲み会や合コンはよくあったし、徹夜麻雀とかもよくやっていました(私はルールをあまり知らなかったのでやりませんでしたが)。
こんな感じで、初めての一人暮らしは、学生寮のおかげで騒がしくも充実した生活となっていきました。
ご拝読ありがとうございました。次回は学部・学科での話やアルバイトの話をnoteしていきたいと思います!
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