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カルチョーフィ リピエーニ(イタリア料理)

巣ごもりのためのレシピー
カルチョーフィ・リピエーニ (アーティチョークの詰め物オーブン焼き)

Carciofi ripieni イタリア料理です。
新鮮なアーティチョークを神戸市西区から産直で分けていただいたのです。生のアーティチョークは家庭ではあまり取り扱うことがないのですが、コロナ以降、特に去年は、本来ならイタリア料理店やフランス料理店で使うはずのものが、店が休業状態だったので、思わずも一般消費者に流れ着いてきたという感じでした。2個は昨日カルパッチョにして食べました。

残りをきょうローマ風 (Carciofi alla romana) にしようと思いイタリアのクッキングサイトで復習していたら、それよりもメインコースになりそうなレシピーがあったので試してみました。
それがこのカルチョーフィ・リピエーニ。僕が参考にしたのは Giallo Zafferano (黄色いサフラン) というサイトです。イタリア語のサイトですが、写真だけで十分に理解できます。
https://ricette.giallozafferano.it/Carciofi-ripieni.html

材料:
▶ アーティチョーク (ロマネスコ種) 5~6 個
▶ ひき肉 200 g
▶ パルミジャーノ (粉)  40 g
▶ パン粉 40 g
▶ 全卵 1 個分
▶ ニンニク 1 片
▶ イタリアンパセリ 適量
▶ タイム 2 枝 (なくてもいい)
▶ エキストラバージン・オリーブオイル 50 cc
▶ 野菜コンソメ 100 cc
▶ 塩・コショウ  適宜

作り方:
1. アーティチョークの下処理をする。 (下ごしらえが一番面倒です。方法はいろんなサイトに解説があるのでここでは省略します。レモン汁 (あるいは酢水) を作って処理中のアーティチョークを頻繁に浸したり、手指にレモンを擦りつけながら作業しないとアーティチョークのアクで指先が真っ黒になってしまいます。)

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2. 具を作る。ボールにひき肉、パルミジャーノ、パン粉、全卵を入れてよく捏ねる。さらにニンニクのみじん切りか潰したもの、イタリアンパセリのみじん切り、タイムの葉も加えて練る。

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3. 下処理したアーティチョークを、塩2つまみを入れたたっぷりのお湯で約10分ゆがく。湯がいた後はバットなどに上げて冷ましておく。

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4. アーティチョークが冷めたら、芯の部分を指でゆっくりと広げ、花びらの素がまだ残っていたらこれを取り去る。広げる際にアーティチョークが割れないよう気を付ける。

5. アーティチョークの芯の部分に、2.で作った具を小さじ 3 杯程度詰めていく。

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6. 詰め終わったアーティチョークを耐熱皿に互いにくっつくようにして並べて、上からさらにパン粉を振りかける。

7. 6. に野菜のコンソメを掛け、さらにエキストラバージンを全体にまわしかける。

8. オーブンを予熱 180度にセットして、温度に達したら、7.をオーブンに入れ約 30 分熱を入れる。(ウォーターオーブンなら自動設定か約 20 分) 上に掛けたパン粉がこんがりとキツネ色になったら出来上がり。

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アーティチョークの大きさにもよりますが、具はこのレシピーの分量だとちょっと余り気味です。余った具は、手で金柑ぐらいのサイズに丸めて薄力粉の上を転がしてポルペッティーニにしてパスタで食べれば極上のおうちイタリアンに。赤ワインが合うかも。

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