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海へ行くことにした。

海に行きたい


でも、私の住む土地は
公共交通機関が、整っているほうではなく
遠出したくても、車がないとちょっと不便

バスは排気ガスなどで、乗り物酔いするため
リバース になったら海どころではない
マーライオンにならないようにしないと。

運転免許は持っているけど
車は持ってないし、運転できる自信がない。


でも
どうしても
海に行きたい


調べてみたら、
ルート次第では自転車でも行けそうな距離
ちょっとできる気がしてきた


生前
父が、自転車で意味なく走ってたら、市町村をまたいで海まで行ってたよ。
と話してくれたことがある。
やっぱり、やること突拍子もない
すごいな、父。
しかもノープラン
そしてミニベロ。
その当時、もう70歳超えてたかも

血は争えないなぁ。

それも、彼のある意味のチャームポイントでもある

がんばってゆるゆる行ってみることにする
帰りもあるから、ペースは考えないと


することは
浜辺でぼーーーっとすること。
目的は、それだけ。

予定変更。
なぜだか、海を見たいという衝動が止められず
公共機関を使って、そこから徒歩で向かうことに。

知らない街を歩くのは、すき。
発見が、たくさんあるから


鄙びた店の看板から、抽出できる 目新しさを感じる情報

ブルーグレーの色をした
イソヒヨドリのようです。海が近いかな


浜辺を歩いていると、子供に
「そこに、アオダイショウがいたよ」
「え、あのヘビみたいなやつ?(こわい)」
(・・・ ヘビですが)
「うん、そこの岩陰にいたよ、気をつけて」
「ありがとう(散策どころではない、こわいよぉ)ございます」
(怖すぎて敬語になる)

こんにちはすると、パニックになりそう
ヘビは決して悪くないけど 。
お邪魔しているのはこちらなので、何卒ご容赦を。



防波堤から灯台のもとへ

その日の
突端から見る海は優しかった

スナメリがいるのかな
この海の続くどこかに
などと、妄想しながら

潮風で、深呼吸 。 プチタラソテラピー
自分の足で歩けること。働いてくれる体に感謝する
もちろん、自然と天候にも感謝する

塩は必要不可欠。
傷口に塩を塗ると攻撃性を感じるけど
潮は癒し(心にも体にも栄養)になる。表情が豊かだなぁ

テトラポッドにはフナムシ

釣りをしている人と会話する
「今は何が釣れますか?」
「キスが釣れますよ」

あーーー 旬の食材で、天ぷら食べたい

天ぷら、作るのは苦手なんだよなぁ。
天ぷらが上手な人は、本当に尊敬する
揚げたての天ぷらには、塩だよなぁ。やっぱり。
食べたいよぉーーー。などと思いつつ、歩く。グー となるおなかの音

おなかすいたね
愛猫の待つ家に 帰ろう

近くで見る灯台は、見事な タイル張り。


灯台めぐりがしたいと思った、そんな海日和 。でした

プールの台のように見える気がするのは自分だけ?
どんな海洋生物がいるんだろう
こがねいろがとてもきれいなマサキ
小麦畑も、きれいな色でした。次は稲かな


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