見出し画像

レンコン(蓮根)

蓮根はすねはその名の通り、蓮の根茎です。
泥の中から美しい花を咲かせ、人を感動させ、癒し、
花の終わった後の花托はハチノスという形に移り変わり、
切り花鑑賞(花材)としても利用され
その実はハスの実として食されます。

そして根菜として食卓に並びます。
蓮(花)茶も。

レンコンといえば「一蓮托生」という言葉があります

レンコンはいくつかの数の穴が開いています。

先を見通せる という縁起物でもあるようですが、
レンコンの形は
人間の体の気管(気管支)
に似ているので
その疾患の症状に、効果があるとかないとか。
(私は、得意ではありませんが、レンコン湯もあります)
正確に言うと地下茎で、その節目が最も効果があるそうです。



「 荷 心 香 」( かしんかんばし )

個人的 まじめな書初めは この言葉にしました

蓮の花蕾を筆に准え、半紙に向かい


はじめの一歩の横画に始まり、
心を真ん中に、右払いの穂先に最後まで気を抜かず、横画で終える。
(もとのその一)


稽古とは一より習い十を知り十よりかへるもとのその一

利休百首より


好きな作家の 永井荷風の名前の由来にも関係しています。

この言葉での「香り」は、蓮の花か、睡蓮かはわかりませんが、
蓮の切り花で、いい香りがした記憶があります。

花の蕾から
開花するその時のエネルギーはとても
神々しく嫋やかさと力強さを感じてしまいます。
これは蓮に限らず ですが。
蓮は、巻き葉姿も魅力的です。蛙は幸せだろうな。

今年は、蓮の花が咲いているときに行ってみようかと。
朝、はやく活動しなければ、開花時の芳香に間に合いません。
睡蓮と同様に眠って起きるお花です。

睡蓮はよく見るのですが。香りを感じた経験はないです。まだ。


余談ですが、
私は
からし蓮根が好物で。
(お高いのですが。手間暇を考えれば当然です)

好きな食べ方に
とんかつサンドにトッピングで、食するのが至福です。

シャキシャキ、モチモチ、ホクホク。どの触感もいいです。
レンコンチップス。おいしいなぁ。

花、根茎、生き方。
余すところのない、存在のようです。

芋版も。
(しまった、今回全部食べてしまいました)

荷葉を盃に見立てたものらしいです。面白そうですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?