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目に映るカオスと波形

この度、高知信用金庫100周年を迎え
なんと、ラストエンディングを担当させて頂きました。
本当に高知信用金庫様には感謝です。

しかし、
本当に私でいいのかと、このしがない22歳
がやっていいのかと思いました。

でも、指名して頂いたからには腹を括り
とことん全力でやってやろうと☹️

テーマは

壮大な海

高知信用金庫様は須崎から産まれたので
真っ青に広がる「海」
そこから大海原のように広がるような
映像を念頭に置き、制作させて頂きました。


アニメーションの制作期間は
約制作に2ヶ月間ほど



ちまちまと一コマ一コマを全て手書きで描き
描いた総枚数は、、、覚えてません。

よる眠い目を擦りペンをもって
寝る暇と鉛筆を削って描いてました。

また、なりより私、
当時パソコンを持ってなかったので編集は全部

スマホとタブレット


今振り返るとよく出来たなと。

様々な映像関係者にこのことを話すと
だいたいの方が爆笑します。

スマホの可動域を超え、
アプリが途中で落ちることもありました。

その時の絶望感は脳裏に焼き付けられ
録音ボタンを押し忘れたyoutuberの気持ちが分かりました

また、今回なりよりも難しかったのが
スクリーンのサイズ

はっきり言ってデカすぎて意味がわからないんです。

今までやってきた映像は大体が16:9
テレビとかもそのサイズですね。

このサイズで描くってなると
   とんでもなく小さいんです

これに関しは本当に悩みましたし
設定もよく分からなかったです。


様々な方々に聞き、悩み、考え、
ボツになった映像も多々あります。

次から次へと課題がみつかりその度に修正
仕事って大変だなと痛感しました。

しかし、横一面に広がるスクリーンに魚群を泳がせた時は本当に感動しました‼️
がぁっーーーーーーと!もう最高でした。

私の作品は1人で音楽 映像編集
全てをやっております。
効果音とかもこだわっていて
蛇口を上手い感じに捻って、スマホ片手に
「ポツ、ポツッ」を録音するんです。
それをロボット風に編集したり

最後は壮大な海を表現したかったので

アニメーションのクライマックスでは
ぐわーーーーーーっと心の底から心臓を鷲掴みされるようなものを欲しいので

「サッカーワールドカップのゴール決めた瞬間の歓声」
                          を入れたりしてます。
波長的に日本対クロアチア戦の前田大然さんのゴールとかめっちゃ良かったです



私にとって効果音は心臓ともいえるほどかなり大切にしてます。

こんな感じで日々、図書館の片隅で1人で仕上げてます。

でも、裏腹では様々な方々に教えてもらい
皆様のご協力の元、制作出来ております。
本当に感謝してます。

そんなこんなで2ヶ月間 様々な苦難を乗り越え高知信用金庫100周年アニメーションを
制作し、盛況で閉幕する事が出来ました。

はっきり言える事が映像って楽しい。
絵では表現出来ないことが表現できる
映像と音楽 この組み合わせは素敵だなと思いました。


皆様最後までご覧下頂きありがとうございました!
ここまで読んでくれる方めちゃくちゃ嬉しいです。この二郎ラーメンのように油っこい文書を最後まで、 ありがとうございます。

予告にはなるんですが今年のゴールデンウィークに須崎の方で個展を開催します。

是非お越頂けると幸いです!
本当に最後までありがとうございました。




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