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人事の仕事は五次元(的)だと思うって話

突拍子もないタイトルで、自分もこんなん書いていいのか。と、思うのですが、面白いから書いてみろと背中を押され、共感してくれる人がいたら嬉しい寂しんボーイなので書きます。

仕事柄(人事)同業の方やHR系のお仕事関係の方とお話しさせていただく機会が多いです。
皆さん似たような悩みを持っていて、僕も勉強させていただく機会に恵まれています。

で、とりあえず思うのが

日本の採用って何だか2D感覚ですよね

ということ。

まずここで大体「は?」って言われます。
はい、ですよねーって思います。なのであまり普段は話さないんですが(苦笑)

お仕事だとKPIに基づいて業務の遂行をすることが多いですよね。
さて、ではそのグラフはどんな軸でしょう?
採用の場合は
①人数
②予算
③時期(通年)
とかでしょうか。 企業によってもっと多かったりしますかね。
そして、それぞれの組み合わせで幾つかの目標グラフを作り、実績と照らし合わせていく。

。。。人事の本質ってそこ!?

KPI評価を否定するつもりではないのですが、1人採用するために何十人に会うか。とか。
数字にプライオリティが行きがちになってるような。。。(達成は大切です)

文字通り人事

人の事を遂行するのが人事なのではないのかな。と。KPI上で100人という数字が書かれ、内定のパーセンテージが算出されたりします。
でもそれって

1人×100 ですよね?

人の数だけ履歴書や経歴書があります。
人の数だけ人生があるわけです。
その人は、現在過去を経て、未来を自分達の会社に向けようとしてくれてる。はず。。。(色んな人いますけども。。。)

採用担当はその人の情報から、過去から現在までをイメージして、一緒に未来を描けるか。そんな風に採用しています。(よね?)

人事労務や人事教育は、その人の今や未来を豊かにすることで、パフォーマンスをあげる仕事です。(よね?)

最初からもっと人に向き合いません?

だから採用率を極限まで100%に近づける

数字を基軸にした場合、どうしてもグラフが先行してしまいます。
これが2次元的だなって思ってしまうのです。
限られた時間の中で100人に会って話すって当然1人あたりにかけれる時間は分散して更に限られてしまいます。
これは機会損失してしまう可能性が高いです。
ハイパフォーマーなのに自己評価が低い人は採りづらいです。
書面ですら謙虚に書いてしまうからです。
その人は転職というアクションをするだけでも、とても勇気を要したかもしれません。
気づけますか?ネガティブなだけで不要だと判断しちゃいますか?
その人はなんでネガティブになってしまったんでしょう?気になりませんか?
もしかしたらちょっと話をして解釈を一緒にし直すだけで前向きになれる人かもしれない。
その人の体験を見直す、それだけでベストマッチな採用が出来るかもしれない。
そういう可能性が沢山あるなー。と、僕は思うのです。

その人のルーツ(過去)に干渉し、未来を描く(これも干渉と言えば干渉)

今更ですが、現在過去未来という所謂"時間"は4Dとされることが多いですね。(でないとこの文章成立しないので便宜的にこちらを採用させていただいてます。)
じゃあ四次元じゃん。っと言われるのですが、やはりそうではなくて、人事はその人の可能性(現在過去未来の全て)に干渉して最大化するわけです。
四次元に干渉出来るのは五次元以上のディメンションになります。

ね?人事って五次元(的) だと思いませんか?

こんなに怪しいタイトルの記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
じゃあどうやって100名を絞るの?って話は別の機会に。。。

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