帰省短歌(2024/5/3-6)
⚠一部の短歌を黒塗りしていますが、実在の固有名詞すぎて隠さざるをえないだけです!頭に入ってこないときはあなたの好きな固有名詞を入れてください!⚠
ただ広い空間があるというだけでグランドピアノを置ける田舎で
25になったから俺は高校のクラスTシャツで外に出られる
思い出を大切かそうでないかでは分けられないよ ねえポリ袋
色褪せた窓辺の緑を棄てるとき心の冬樹が「ごめんね軍曹」
■■が集合写真でこんなキメ顔するとこも嫌いだったな
あのときと少し町並みは変わってて 町から見た俺だってそうだろう
■■■は関西風と銘打ってその店風の焼き方をする
ゲーセンにガキども4人が集まって俺より上手に峠を攻める
傍線部「捨てた」の主語と目的語を述べよ 「この町」「私」で正解
生きているまだ生きるはずの我々に当てつけで止まる壁掛け時計
夏休みに描いた魚の絵を刻みバンクシーみたいだなって笑う
どうせまた戻ってくるって愛してもないのに地元は依存みたいだ
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