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好きになったのも好きになってもらえたのも。

通院月一にできる!って思っていたら、すこぶる落ちた。前半はとてもよかったのだ、薬がいらないと思えるくらい。でも後半はじわじわとメンタルがやられて、蟻地獄のごとくずぶずぶとハマり抜け出せなかった。

思わずLINEの最中に愚痴をこぼすと「電話しようか?」と言われた。でも涙が止まらず、待ってもらってもいい?と聞いたら、「いいよ、落ち着くまで待つよ」と。結局泣き止めず、でも寂しいからLINEでもいい?と聞くと「LINEで話そう」と返事が来た。ふと病気のことが不安になり、こんなんだから愛想つかしてもいいよとつい言ってしまった。愛想つかされたくないくせに、つくづく面倒なやつだなあと思う。すると、
「調子悪いのは分かってた事だし、
それでも好きになったから  
鬱だろうがもぐが好きなので 支えます」
ぼろぼろと泣いていた。

「そもそもさ、好きじゃなかったらあんなしんどい時に声かけて助けてあげようって思わないから。俺は助けてあげたいって思ったんだよ。」

翌日会った時にぎゅーっと抱きしめられながら言われた。病気のこと気にしなくていいから、と本気で言ってくれることがこんなにも嬉しくて、自分のことを大事にしてくれる人がいることがこんなに幸せだと初めて知った。


またこうやってひとつずつ幸せを噛み締めながら大人の階段をのぼって行くのかもしれない。

あわてんぼうのサンタクロースだからクリスマスまで待てなかったって渡された。ちゃんと誕生石だからって。

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