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食事ではなく体験を提供する

外食の仕事に30年携わる、食のよろず屋のYayoiです。

ずっと外食の仕事に携わってきました。
洋食系ファミレスにはじまり、
和食レストラン、うどん屋、パスタ屋、ラーメン屋、ステーキ屋・・・
と、これまで料理を提供する仕事をしてきたわけです。

盛岡に旅行した折におとずれた、ぴょんぴょん舎。
冷麺の有名店ですが
冷麺屋ではなく、手作り工房に行ったことがあります。

自分の手で粉をこねて、
機械で押し出して、お湯の沸いた釜に落としてゆでて
水洗いして、
スープとトッピングをして
テーブルに運んで食べる。

提供してもらう料理ももちろんおいしいのですが、
自分でつくって食べるのは、楽しくておいしく感じます。

粉にお湯を入れてこねてまとまってくる感覚や
団子状の生地が押し出されてモンブランようににゅ~っと出てくることとか
ゆでている間に変わっていく麺の色とか
自分でセンスよく?盛り付ける具材とか
一つひとつが楽しい食の体験なのです。

非日常の料理体験。
食育にもなるでしょうし、
出されたものを食べるだけより数倍楽しい(しかも味が保証されている)
こういった、食の体験ビジネス
もっと広めていくことが
外食の新しい価値づくりになっていくのでしょう。

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