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つづいていますか

「ゲッツ!」


最近、知人の経営者が地方の支店に行き、社員と地元のお客さん回りをしました。

支店の社員は、その日、東京から社長が来て同行することを家族に伝えたところ、終業後、帰宅しようとしたら家に入れてもらえずしばらく強制ホテル住まいになってしまったそうです。(奥様の意向だそうです)

平和に暮らしている地方の人にとって、「東京から人が来る」ってだけで
ピリピリしてしまうのは、わからないでもありません。

すでに、北海道や長野でも東京から疎開して来る人が歓迎されないことは
ニュースになっていました。

自分もなるべく外出を控えていますが、やむを得ず地下鉄に乗ったときのこと。

再現映像で見せられるといいのですが、テキストベースでご容赦ください。


始発駅で乗車すると、扉口すぐ右側に女性がスマホをいじりながら座っていました。(以下、スマホマダムと呼びます)

通路挟みスマホマダムの正面が空いていたので私が座ろうとしたところ、
「ピリピリ感」をコンマ2秒くらいで察知しました。正面に他人が座るのを嫌がったと思われます。

私は、スマホマダムの正面にならないよう、ひとつあけて彼女の斜め前に座りました。マダムは安心したような感じだったのですが、すぐあとから来た男性が、正面に座りました。

マダムから見て、正面に男性、ひとつ空けて私、というフォーメーションです。マダムのピリピリメーターが上がりました。

地下鉄は、横に長い座席。マダムは、空いている右の方へ移動しようと腰を上げました。正面に人がいない位置まで行くには最低3つ分は移動する必要があります。

すると、反対側から来た別の女性が、マダムが狙っていたと思われる場所に座りました。

マダムは動けなくなりました。そこまでの動きは、詰将棋そのもの。「歩」に攻め込まれた王将です。マダムの次の一手は…

車内はすいているし、どっかに移動すればいいものですが、再び座りスマホをいじり出しました。私を含め、あとから座った人たち皆、マスクしていたんですけどね。

ソーシャルディスタンス&マスク…

これ以上の対策は、Stay Home。

殺伐とした地下鉄車内、一瞬の安らぎ?もありました。

このポスター。

ダンディ


振り返ると、去年は、こちらのポスターでした。

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そんなに注意を払っていなかったせいか、及川光博のビール広告かとばかり思っていました。


今回、ダンディさんだと認識し、ちょっと安らぎました。
「おひさしブリーフ」

自分の中にあるダンディさんの引き出しが開いたので、次回綴ります。

次回予告するほどのことでもないですが、って言うとダンディさんに失礼かも… ただ「ピークを知る男」ってキャッチコピーも、作者の意図を勘ぐると、そこそこ失礼な気もします。

だって、ダンディさんのピークはずっと続いていますからねぇ。

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