今やる人になる40の習慣を読んでみた

おはようございます。今日もよい1日をともに過ごしましょう。

著者は、林修さん。
東進ハイスクール現代文講師 1965年、愛知県名古屋市生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校の現代文講師。東京大学法学部卒。のちに経営破綻した日本長期信用銀行(長銀)に入行するも、半年足らずで「漠然とした危うさ」を感じて退社。その後、予備校講師となる。現在、驚異的な東大合格実績の躍進を示す同予備校において、東大・京大コースなどの難関コースを中心に担当し、特に東大受験生からは業界随一と言える圧倒的な支持を得ている。東進CMでのセリフ「いつやるか? 今でしょ! 」はあまりにも有名。

個人的によかったポイントをリマンドしておきます。

「すぐやるための習慣」
[記録という方法で習慣を変える]
・やりたいな、やるべきだなと思って、実際にはできていないことがあったら、どんどん書きつけていく。そしてそのリストを眺める。

[デスクを戦闘態勢に変えておく]
・デスクはその人そのもの
・書類の整理を徹底する(時間的な分類を明確に)

[5w1Hをフル活用する]
・5w1Hは情報伝達のポイントをまとめたもの
 ①いつ(when)
 ②どこで(where)
 ③誰が(who)
 ④何を(what)
 ⑤なぜ(why)
 ⑥どのように(how)
・情報を人に伝える際には、この6要素をはっきりさせる
・いい方法が思い浮かばないときには、頭の中で「5w1H」を思い浮かべて、いつ、どこで・・・を入れ替えることで、すぐに行動に移して解決を図るという手法を身につける

[企画は未完成のままスグ周囲に投げかける]
・「今やる人」は、完成するまで一人で抱えるなどということをまったく考えない。ある程度できたらすぐに、上司や周囲に投げかける。
・企画は素早く、できれば翌日に出す

[取返しはつかないと考える]
・全ては「取返しのつかない」という意識を持つことが大事
・失敗の原因追及をしないのは、自分で自分の成長を止めるようなこと
・失敗という負の経験も立派な財産
・自分の犯した失敗は、できればすぐに記録しておく
・失敗の印象が鮮明なときにしっかり記憶する
・有能な人間は失敗から記憶するのが有能
・失敗とは、転ぶことでなく、そのままじゃがみこんだままでいること

[集中力を高める]
・高める方法→実際に集中した時間を丁寧に記録していく
・記録することは自分に向き合うこと
・自分の記録魔になって、より素晴らしい自分をプロデュースする

[努力はベクトル量]
・先ず自分の到達したいGOALを設定し、これでいいと思ったら必要な量に到達するまで努力を続ける
・判断に迷いが生じた際には、ためらうことなくアドバイスを求める
・正しい方向でなされた努力は裏切らない

「今!を決断するための習慣」

[今だ!今しかない!という想いが熱く高まることは、
実はそれほど多くはない]

だし、
①「熱い思い」は、なかなか持続しない
②誰もが、やらなくていい理由、できない言い訳を探すことに関しては、豊かな才能に満ち溢れている
だから「今でしょ!」という想いが生じたときに、その思いのまま行動して、成功の実感を心に刻んでおかないと、その瞬間に動けない、いわば「冷めた人」になってしまう。
・「今だ!」という熱い思いのままに行動する習慣をつける

[仕事を選ばない。仕事が自分を選ぶ]
「そうか、自分はこの仕事ができると思われているのか、よしやってみよう」と考えありがたく拝命する。
ただ、下記問題が生じることも
①やはり不向きな仕事は必ずあって、それに苦しむ
②全体の仕事量が多くなりすぎて、パンク寸前になる
これらの問題も貴重な財産になる。
やりもしないで拒否してしまったら、自分の可能性を自分で封じ込めてしまうことにもなる。

[夢や希望をどんどん語る]
本当に実現を願う夢や希望は、どんなに不可能に思われても、まずは記録を取るべき。
将来実現したい「コト」を「コトバ」で表すことによって、まず自分に突きつける。それが実現への第1歩。
さらに周囲の人へ語る。
▶他人を利用して自分にプレッシャーをかけて実現を促すことができる。
▶実現の架け橋になってくれる。
▶ネットのなかで夢や希望を語ることで、会ったこともない人が、「架け橋」になってくれることもありうる。

[トップを目指している]
▼トップ派
①自分の仕事に真剣に向き合う
②自分のやり方の問題点を真剣に改善しようとする
③自分より優秀な人と自分を比較して、いいところを学ぼうとする
④自分が努力しているからこそ、結果を出している人を妬むことなく素直に賞賛できる
⑤そしてさらに、今度は自分がそうなろうと前向きに努力する
▼ほどほど派
①自分で勝手に自分の限界を決めてしまって、実は仕事に真剣に向き合っていない
②だから、自分の問題点を改善しようとも思わない
③自分より優秀な人と自分は別なんだと勝手に線を引いて努力を怠る
④それどころか、結果を出している人を妬んで、悪口を言う
⑤悪口を言うにとどまらず、足を引っ張ろうとさえする

失敗することでなく、低い目標を持つことが罪なのだ

[自分はやれる!という自信をもつ]
プロセスに責任を負って現在に集中する姿勢そのものが、自身の根拠の代役を果たしている。
自信がないという人は、まず、自分はやれると信じ込むこと
失敗した場合には、その結果を真摯に受け止めることが必要。その上で自分のやったことのプロセスを徹底的に検証すべき。そして十分な反省のあとには、「次はやれるさ」と前を向いて生きてゆけばいい。

「今すぐやる人の習慣」
・嫉妬心をプラスに転換できる

嫉妬の情を抱くのは、自分の視点がブレている。自分のやるべきことに集中していないことを自覚し、捨て身の努力で自分のやるべきことに集中する

・愚痴や不満を言わずむしろ活用する
愚痴や不満を話している時間は本当に無駄
▼愚痴や不満の外向き活用法
ただ現状ある環境や商品に対し述べられる不満を種に、改善しヒット商品やサービスが生まれるように、愚痴や不満は物やサービスの改変を促す重要な力ともなりうる。

会社に対しての不満は、もしかしたら、あなた方が協力して会社の何かを変えることで、言う必要のなくなるものかもしれない。ただ不満を口にするだけでは、一層不満を抱く状況になっても仕方がない。

▼愚痴や不満の内向き活用法
・不満の原因を自分の内側から探り、その原因を解消すれば、不満なんて言わなくて済む
・不満を言うことは自分をコントロールできてない人間ですよ、とアピールすることにも等しい

・情報の次元を意識的に使い分ける
・情報はそれを伝えるにあたって、ふさわしい次元が明確に存在する
▼使い分けのポイント
①伝える情報量と分かりやすさの問題
②情報を贈る相手が、どういう情報を発信する人物であるか
▶相手が文字情報を多用する人物であればそういうかたちにすればよいし、パワポ派であれば、やはりパワポで対応すべき
▶情報を贈る相手がふだん作る資料を、あなたの作る資料の参考にする

・ピンボール効果を利用できる
・普段は隠れている世界に、何かの拍子で穴が開いて突然視野に飛び込んでくる際の衝撃は理屈を超えた物がある。こいした見えない部分が突然見えた際に人の心に与える、きわめて強い影響のことをピンボール効果という
・いいことを言っているのに、人が聞いてくれないのは、あなたの恥部がもたらしたピンボール効果かもしれない
・見えないから、隠れているから大丈夫。と気を抜くのではなく、逆にそうだからこそ、キチンと整理する、あるいはオシャレにこだわって、ピンボール効果をうまく活用しよう

・自分を客観的に見つめられる
・「できる人」は、いつも自分を批判する自分を頭の中に住まわせている
・普段から自分のことを、いつもどこかで冷静に見ている自分を想定する

・人生の「アイウエオ」を胸に抱いて生きる
・人を愛して、運を逃さず、縁を尊び、恩を忘れず

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