複雑なことでもスッキリ伝わる<超入門>説明術を読んてみた

著者は木山泰嗣(きやま・ひろつぐ)さん
弁護士。1974年横浜生まれ。上智大学法学部卒。鳥飼総合法律事務所に所属し、税務訴訟および税務に関する法律問題を専門にする。青山学院大学法科大学院客員教授(租税法演習)。上智大学法科大学院「文章セミナー」講師。「むずかしいことを、わかりやすく」、そして「あきらめないこと」がモットーなのだとか。

読んでよかったポイントをリマインドしておきます。

・説明は相手が何を説明してほしいのかという「説明を受ける側のニーズ」によって存在している
・伝えるために正確性を捨てる、そのためにざっくりとした説明をする
・大きな視点で説明する
・結論は同じでも、考え方の背景や「理由づけ」が違う場合もある
・ある概念を説明するにあたり、具体例を出す際には分かりやすい誰でも理解できるような典型例を1つだけ挙げる
・例を1つ出したら、できる限りその典型例に戻るかたちで、説明を続けていく
・本当に理解していないことは話さない
・今日はこんな話をしますと、最初に全体の概要を伝えると、聞き手は安心して聞くことができる
・質問は、あたなが10分なら10分かけて、説明したときのことの復習になるようなのにする方法がある。
・あらかじめ書いた原稿を自分で読みなおしたときに、読者からの突っ込みを予想する
・「これがキーワードです」と口に出してキーワードを説明する
・重要なキーワードは繰り返し話す
・何かを伝えよう、説明しようとなったときに、あなたが詳しいことがとしても、最新の情報などもフォローしながら、事前に情報を徹底して集めることが重要。
・「幹となる部分」に絞って丁寧に話すこと(あるいは書く事)
・余計なことには触れない
・細かな例外は捨てる。そのことで「大事な原則」が選択される
・話はシンプルにする。情報量を絞る。


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