「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んでみた

著者は、中島聡さん
日本のコンピュータ技術者、ITエンジニア、起業家、ライター。早稲田大学大学院理工学研究科修了。Xevo(旧UIEvolution)の創設者。アメリカ合衆国シアトル在住。学位は工学修士(早稲田大学)、経営学修士(ワシントン大学)なのだとか。

個人的に読んでよかったポイントリマインドしておきます。

==================================
・時間を制するものが世界を制している。これが世界で成果を上げ続けている人たちの真実の姿。
・恐れるべきは失敗することではなく、自分の「やりたい」という想いに不誠実になること。
==================================
究極の時間術「ロケットスタート時間術」
仕事をする上で最も大切なのは、
「常に締切を守れるような仕事の仕方をすること」

「ラストスパート思考が諸悪の根源」
→多くの人が、「最初はのんびりしていても、最後に頑張ればなんとかなる」という根本的な誤ちを改めるところから始めないといけません。

まずは「締切は絶対に守るもの」と考える
仮に上司から「これ10日でやっといて」という仕事が降ってきたとき。
①「まずはどのくらいかかるかやってみるので、スケジュールの割り出しのために2日ください」と答えて仕事に取り掛かる
→上司から指定された期間の2割(この場合は2日間)を見積もりのための調査機関としてもらい、その期間、猛烈に仕事に取り掛かる。仕事の難易度を測定するため。

②その2日をロケットスタート期間として使い、2日で「ほぼ完成」まで持っていく
→その間に「8割方できた」という感覚が得られたなら上司に「10日でやります」と伝え残りの8日間をかけてゆったりと行っていく。
→大切なのは全力のスタートダッシュを行うこと。健康だけには気をつけながら全力疾走で仕事の完成度を高める。
→ロケットスタートは「界王拳」をイメージする。例えば最初の2日間は20倍界王拳。
→界王拳中にマルチタスクは実行しない(メール・電話・会議)


③万が一、その2日で「ほぼ完成」まで持っていけなかった場合、これを「危険な状況」と認識してスケジュールの見直しを交渉する
==================================
・時間があるときにこそ全力疾走で仕事し、締切が近づいたら流す
・仕事には前倒して取り掛かること。仕事がきまったらすぐやる。
・仕事の提出を前倒すのではない。取り掛かりの時期をこと前倒す。
==================================
・いつも全力を出していると、真の実力を発揮できなくなる。
・仕事を早く終わらせることよりも、仕事を安定して続けることを意識すべき。結果、焦って仕事をしていたときよりも早く、しかも高い完成度で終わるようになる。
==================================
朝4時~6時半に朝活している人の場合
・この1日の最初の2時間半で、10倍界王拳を使い1日のメインの仕事の8割を終わらせるようにする。
・1日ごとに割り振った仕事も最初の2時間半で8割終わらせる
・朝食後8時~12時は2倍界王拳。(メール・電話対応しない)
・昼寝は18分(眠気が残らずねざめが良い)
・午後は気楽に「流し」で働く。たまっていたメールや着信に返事をしていく。スケジュールの調整など、こまごました仕事はここで消化する。
==================================
・人がある習慣を身につけるには、平均で同じ行動を66日続ける必要がある
・何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えていくべき
・崖を飛び降りながら飛行機を組み立てていく
・仕事は「頼まれなくても自分から喜んで残業するほど楽しい仕事か」どうかで選ぶべき
・未来を予測する最善の方法は、それを発明すること。
・やりたい仕事があったら、上司に頼む前にまずやってみる。
・現状の商品・環境・状況に「何か使い勝手が悪い部分・気に食わない部分はないか?」と考える。
・この問いに答えが出たら「じゃあその使い勝手の悪い部分をすごく使いやすいものに変え、気に食わない部分をストレスフリーにするにはどうすればいいか?」を考え、それを実現するだけ。
=========================================================
[今の環境で夢に近づく方法]
・今やっている仕事で本当にやりたい仕事に繋がる共通点を見つけ出す。
・やりたいことがあれば、目を皿のようにしてその解決策を探す。
・自分で答えに辿り着けない場合には、徹底的にその分野の本を読み込む。
・その分野で成功している人にヒアリングを重ねるべき。
「無理だ」という人の多くがじつは、そのことについて実際にはほとんど何も調べていないし、考えてもいない人だ。
==================================
[自分のやりたいことが見つからない場合]
・自分がやりたいことが何なのか分からない人は、あなたと少し異なる情報源に触れることのできる人・常にアンテナを広く張り巡らせている人に話を聞きに行く
==================================
・人一人の人生にとって一番大切なのは、自分の好きなことをやるかどうか、やり続けることができるかどうか。
・自分が幸せになれる行動をしないと、人は幸せになれない。
==================================
・本書の時間術が、最も効力を発揮するのは「嫌なことから逃れたいとき」
・仕事がいやなら、この時間術で速攻仕事を終わらし、手に入れた時間で次の人生のための準備を始める。
・今の生活に不満足な人は、今自分が、時間に支配されてしまっているんだという現実を、しっかりと認識するところから始めなければいけない。
==================================
あなたが今日からやるべきことは寝る前に明日やることのタスクリストをつくることです。これは絶対です。
・仕事は15分程度の単位で終わる仕事に分ける
※15分以内で完結できない仕事も15分程度に切れ分けるくらい細分化する
・あなたは明日の仕事の大半を明日の午前中までに終わらせるのです。











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?