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6/11~6/13ジャイアンツ戦を振り返る

前カード振り返り


はじめに

前カードのドラゴンズ戦も勝ち越しに成功し、これで交流戦ここまでの4カード全てで勝ち越し、首位をキープしています。勝ち星を重ねている事によって、パリーグの3位・2位も少しずつ見えてきました。まだ半分以上シーズンは残っているので、CSも勝負出来る位置に浮上しつつあります。
今カードはホームでのジャイアンツ3連戦です。交流戦優勝を達成するためにも、ここも勝ち越しが欲しいところ。強力打線を封じ込めて、こっちのペースにもってきたい!

ゲーム展開振り返り

第1戦(現地観戦) 7-6 サヨナラ勝利!

ポンセー山﨑のマッチアップ
ジャイアンツは2回に岸田の2ランと泉口のソロで3点を先制。
イーグルスは3回に一輝のタイムリーと大地の犠飛で1点差にしますが、ジャイアンツは直後の4表に丸の3ランで引き離します。
その後はイーグルスが再三チャンスを作るも得点が入らないもどかしい展開になりますが、8裏についに浅村がお目覚めの一発を放って2点差に。
すると9回に阿部の押し出しと小郷の逆転サヨナラタイムリーが飛び出して大逆転勝利!大きすぎる1勝を手にしました!

勝敗を分けた場面
勿論小郷がよく打ったと思いますが、潮目が変わったのは8裏の浅村の2ランかなと思います。悩める主砲の飛び出した久々の一発。スタメン復帰初戦で出たのも大きいですね。
現地にいた身としては、このHRで一気に球場中が「まだいくぞ!」と雰囲気になったように感じました。この試合だけでなく、今後のイーグルスの更に大きな躍進を予感させるそんな一撃だったように思います。

第2戦 5-4 勝利!

内ー堀田のマッチアップ
イーグルスは初回に辰己と大地のタイムリー、フランコの3ランでいきなりビッグイニングを作り5点を先行!
ジャイアンツは3回に丸のタイムリーで1点を返すと、4回には岡本のタイムリーで2点を返し、ジワジワ追い上げます。
なかなか追加点が奪えないイーグルスでしたが、試合は9回へ。則本で普通に逃げ切れるかと思いましたが、ジャイアンツは泉口のタイムリーで1点差に。最後は何とか丸を抑えてゲームセット!カード勝ち越しを決めました!

勝敗を分けた場面
まぁシンプルに初回に5点取れた事でしょう。チーム全員がファーストストライクからスイングをかけていってビッグイニングを作る事に成功しました。打者一巡、久し振りに見ましたね。

第3戦 3-0 勝利!

藤井ー井上のマッチアップ
立ち上がり3イニングは両投手無失点の立ち上がり。ゲームが動いたのは4裏、イーグルスはフランコのタイムリーで先制!7回には辰己のタイムリーと押し出しで貴重な2得点を追加します!
投手陣は藤井がいつも通り5回まで投げてゲームを作ると、その後は翔太ー翔天ー酒居ー則本と無失点で繋いで完封リレー!ジャイアンツをも3連勝で下し、いよいよ交流戦初優勝がすぐそこまで近づいてきました!

勝敗を分けた場面
いつ追い付かれてもおかしくない中で、7回の追加点は勝負を決めましたね。左腕をぶつけられた中で辰己がしっかりタイムリーを打った事で勝てる空気になりました。チャンスで頼れる3番打者として君臨していますね。

個人成績

救援投手

  則本 2試合2回3安打0四球3奪三振2失点40球 2S
   宋 1試合1回2安打0四球1奪三振0失点17球 1H
  酒居 2試合2回1安打0四球0奪三振0失点34球 2H
 鈴木翔 1試合1回0安打0四球1奪三振0失点13球 1H
 渡辺翔 2試合2回0安打1四球1奪三振0失点37球 1H
  弓削 登板無し
ターリー 1試合1回0安打0四球0奪三振0失点13球
 津留崎 1試合2回0安打0四球0奪三振0失点23球 1勝

・終盤リードがほとんどなので、Aチームの登板が止まりません。が、何とか上手く運用している方ではないでしょうか。翔太もAチームに片足突っ込んでいる状態なので、7回8回は宋・酒居だけでなく翔天や翔太も計算に入れてシェアするのも良いですね

1戦目の津留崎の2イニング好投は絶対に触れておきたいポイントです。ここのところはなかなか目に見える結果が残せていませんでしたが、1つきっかけになりそうな投球だったのではないでしょうか。次の登板に期待しつつ、何とか1軍に定着してほしいなと思います。

先発投手

ポンセ 5回8安打1四球4奪三振3HR6失点(自責3)100球
  内 6回4安打0四球4奪三振2失点(自責1)94球 QS達成 白星
 藤井 5回3安打3四球4奪三振0失点77球 白星

・ポンセは一輝の失策という不運があったとはいえ、8番9番に連続被HRはありえないし、1点差にしたのにまた3ランを打たれるのはちょっとこちらとしては我慢なりませんね。やはり先週は貧打のタイガースだから抑えられたのであって、少し打力が上がる打線だと炎上する事が証明されました。来週は火曜に試合が無いので6/12付で抹消になりましたが、私は交流戦明けも結構ですというのが本音です。

・内くんは打線が2回以降得点出来ずに徐々に嫌な雰囲気が流れる中、よく我慢したなと思います。勝負所でスプリットが効果的に決まって、ゲームメイクに一役買っていました。4安打しか打たれてない(しかも四死球1)割には結構ヒヤヒヤした場面もあった印象でしたので、連続出塁だけされないように今後も気を付けましょう。今回はまずまずその点も良かったです。

・藤井はもうお馴染みとなった『走者を出しながらもホームに返さない投球』をこの日も披露。そして今回は何と言っても3つの併殺でピンチを切り抜けたのが非常に大きかったですよね。フライアウトは2つでゴロアウトの方が圧倒的に多く、決め球は低めに集められていた証拠であり、これが好投の要因でしょう。

主な野手

  小郷(10-2)2打点3四球0三振
  村林(11-3)1打点2四球2三振
  辰己(13-6)2打点0四球2三振1盗塁
 鈴木大(11-4)2打点0四球1三振
 渡邊佳(10-3)1打点3四球3三振
  浅村(11-2)1HR2打点2四球3三振
フランコ(13-3)1HR4打点0四球5三振
  太田(10-3)0打点1四球0三振1盗塁
 小深田(12-3)0打点0四球2三振2盗塁

・状態としてはまだまだですが、浅村にひとまずスタメン復帰早々にHRが出た事を喜びましょう。普通の状態に戻るまで少しずつ上げていく感じになりそうですね。シーズンはまだ半分もいってないし、勝負はまだ先なので気長に待ちます。

・好調そうなのは辰己くらいで他の選手は普通程度の状態だとは思いますが、このジャイアンツ戦は1イニングでの集中力があり、複数得点を取る事が多かったですね。個人的には1点ずつで良いので、沢山のイニングでの得点を希望します……。

・しばらくはこの9人がスタメンとして出場する事になりそうです。代打の切り札は左は茂木で右は阿部。和基が代走守備固め、平良も代走という役割が定着していますが、裕季也と豪郎がちょっと浮いちゃってるのかなと。2人共明るいキャラクターなのでベンチで盛り上げてくれているとは思いますが、個人的には内野どこでも守れる山田を入れて、少しでも出場イニングのシェアをしてほしいなと感じます。

総評

いや~~ついにここまできましたね。もう優勝しかないでしょう。
ジャイアンツとしては1戦目が山﨑で2戦目3戦目が実績に乏しい投手だったので1戦目に賭けていたと思います。が、あのゲーム展開で落としてしまいましたから、流れを変えられずそのまんまこのカードが終わってしまった感じでしょう。
1戦目こそ3発浴びましたが、2戦目からはイーグルスの投手陣が上手く抑えたと思います。打撃のチームの得点力をある程度無効化して、1イニングの集中力のある打線がどこかで目覚める、そんな勝ち方でした。
あとはブルペンAチームの運用に細心の注意を払って、沢山の選手を戦力化し、本当の勝負の季節まで腕を磨いておきましょう。

次カードに向けて

次は移動日無しで再びホームでカープとの対戦です。交流戦ラストのカード、優勝マジック2としたイーグルスは歓喜の瞬間に向けて突き進みます。
先発予想はイーグルスが早川ー古謝ー松井、カープは大瀬良ー玉村ーアドゥワでしょうか。
もう何もありません。まずは交流戦優勝、これは絶対達成しましょう!そして全カードでの勝ち越し、ペナントレースの勝敗数を考えても勝ち越しはしておきたいところです。交流戦後の大躍進に向けて、準備は十分すぎるくらい整いました。なかなかみんなで喜び合う機会が日本一以降少ないイーグルス、今こそ11年分の思いを爆発させましょう!

ここまでの勝敗 30勝1分29敗
昨年の60試合終了時点(6/18時点) 26勝1分33敗

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