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発達障害の子がぐーーーんと伸びる心と身体の育て方 番外編#002記念セミナー無事終わりました!

6月10日に行います!と告知していた記念セミナーが終わりました。
今回は、私にとってとても有意義なイベントとなりました。
これからの方向性が間違いではなかったという確信が持てました。

さて、セミナーでお話したことのトピックは

変わらないこと
変わったこと
変えるべきこと

でした。

変わらないことは、子どもの脳の発達過程。


どんなふうに脳内ネットワークが繋がっていき
脳機能が向上し、認知能力が上がっていくのか?

「5感」を介した刺激が脳をしっかりと育みます。
できるだけ多くの感覚を同時に刺激することが
しっかりと脳を育んでいきます。

その「5感」を介した刺激(体験)ができなかったコロナ禍では
その間の厳しい行動制限やマスクの装着は大きく子どもの発達を妨げたのは明白です。

自然や野外での遊びは、子どもにとっては学びであるからです。
今後、この遅れをどこかでしっかりと補わなくてはならないと思います。
特に幼少期の3年は本当に大切な3年間なので、これからが心配でなりません。

中学生であっても、同様に室内での活動ではなく
野外でのいろんな体験をしっかりと行うことが子どもたちの可能性を拓くことになります。
すでに、体力の無さや筋力の無さが姿勢の維持、歩行などに影響を及ぼしています。

発達過程をしっかりと踏ませ、発達課題をしっかり獲得させていきたいです。「生きる力」の礎になる大切な力だからです。

認知能力、つまり学力に密接に関係のある能力は
礎の上に積みあがっていきます。
必要な礎になる力が獲得できていなかったら、
アクシデントやハプニングなど様々な困難を乗り越えることが出来ず、
前に進むことが難しくなるでしょう。

そして、変わったこと

私が感じる顕著に変わったことは社会情勢や子どもを取り巻く環境です。
デジタルネイティブと言われる子どもたちは、もう私が提唱してきた<幼少期にはテレビ、タブレット、スマホを子どもたちから遠ざけること」は
不可能に近くなってきました。
ルールを決めずに安易にゲームを与えることも当たり前のようです。

この子どもが健やかに育つ環境とは程遠い環境が通常であると認識し、
私たち支援する側、教育する側は子どもたちを育んでいかなければなりません。

子どもを叱ることができない。
子どものお世話をいつまでも過度にしてしまう。
反対に子どもを感情的に怒ってしまう。

そのようなことは、お母さんたちの悩みの典型的なものですね。

あなたらしい子育てを

このような大きな社会の変化を踏まえ

変えなければいけないことを考える。

世の中の情勢の変化を鑑み、
私たちは、子どもたちに必要な発達を援助するために
子どもたちの発達課題の獲得の道に
出来てしまったすき間を埋める作業が必要になってきます。

社会も、コミュニケーションを上手く取ることが出来る子や人がめっきり少なくなってしまったのです。
社会に出てからもその対処に追われる現代となってしまいました。

ただ、人生はぐーーーーんと長くなりましたから、
焦らず、コツコツと前に進んで行けば良いのだと思います。
そのお手伝いを私のようなものが行っていくのだと思います。
生涯をかけて。

沢山の方に本を手に取り、読んでいただき、
本当にありがとうございます。


これからもどうぞよろしくお願いいたします。

プログラムの道具に埋もれてのお願い。(笑)





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