見出し画像

炎のランナー Chariots of Fire

録画してた炎のランナー Chariots of Fireを見ました。

内容は全く知りませんでしたが、テーマ曲は知ってました。この曲映画音楽だったんですね。
1924年のパリオリンピックの実話をベースに制作されています。

英国のキリスト教徒、アングロサクソン中心の社会の中でユダヤ人が感じる疎外感
実際にユダヤ人に対して差別的感情を持つ老人たち、あまり気にしていない若者たち
安息日にはスポーツさえもしないという強い信念のキリスト教徒
自国の利益のためにはオリンピックのルールでさえも変更させようと画策する英国

欧米の都合でスポーツの国際大会のルールが変更になってしまったなどの話は、真偽は分かりませんが聞いたこともあるし、英国のEU離脱も心理としては同じような経緯のような気もします。

またユダヤ人が疎外感を持ちながら世界各国、特にヨーロッパで暮らしてきた歴史は、現在のイスラエル、ハマスの戦争を理解する上で知る必要があることの1つだと思います。

最後感動した!と言う感想では無く、当時の宗教感、歴史、時代背景を伝える意義があり、こういう映画は大切だなと思いました。

あとオリンピック会場のリプトン紅茶の広告は、こんな昔からあるんだなと思ったし、アメリカ人の応援がUSA! USA!と連呼してるのは変わらないな〜とほっこりしました。

初めにスマホをいじりながら見てたら、登場人物がよくわからなくなり、1時間以上見てたのにもう一回最初から見直して、ようやく理解できました。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?