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音楽の遍歴⑦-ジャズ編(ピアノ・トランペット・サックス)

皆さんこんにちは。
さて今日は音楽の遍歴シリーズのジャズ編です。
数あるプレイヤーの中からぼくの音楽ライフに欠かすことのできない4人を紹介します。

・ビル・エヴァンス(1929-1980)

言わずと知れた超有名ジャズピアニスト。
とてつもない集中力で奏でられる旋律は瞬時に引き込まれる魔法の魅力があります。グリースで固められたオールバックにメガネ…その見た目のイケメンぶりはジャケットを見ているだけでも楽しめます。
もう少し長生きしていたと思っていましたが51歳という年齢を見ると早すぎますね。

「Waltz for Debby」
最も有名なジャズアルバムの一つ
N.Yヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ
一説には不真面目な客のお陰で生まれた名盤とも言われている
文句なしにサイコーの1枚です

・クリフォード・ブラウン(1930-1956)

25歳の若さで自動車事故によりこの世を去った天才トランぺッター。酒もドラッグもやらない真面目なプロフェッショナルだったそうですが皮肉にも短命となってしまいました。たった5年にも満たない録音期間であったにも関わらず歴史に名前を刻むほどの功績を残しています。
彼のトランペットを聴いていると”実直”という言葉がぴったりくる気がします。それでいて心に刺さるハートのあるプレイ。
もし生きていたらその後のジャズの歴史は変わっていたかもしれませんね。

「クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス」
小編成ではなくストリングスをバックに
名曲を奏でるアルバム
彼の音色を心ゆくまで味わえます

・マイルス・デイヴィス(1926-1991)

言わずと知れたジャズ界の帝王。そしてジャズの歴史を書き換えた人。留まることを知らず常に前を向き進み続けた人。
理屈抜きにすごいです。参加アルバムにもいくつも主役を食うようなプレイを残しています。個人的には50年代のアルバムが好きです。革新的な取り組みを否定はしませんがぼくが安心して聴いていて心地いいのはやはり初期の頃の録音です。

「ROUND ABOUT MIDNIGHT」
抑圧されたミュートのペットがたまりません
「KIND OF BLUE」の方が人気がありますがぼくにとってマイルス
と言えばこれなんです

・ジョン・コルトレーン(1926-1967)

最も思い入れの強いジャズプレイヤー。ジャズの管楽器の中ではいちばん長く聴いていると思います。
マイルス同様、立ち止まらずにいろんな試みを続けていた。
中には未だに理解不能なアルバムもありますが、逆に好きなものは徹底的に好きです。

「ジャイアント・ステップス」
意訳すると”大きな一歩”だそうです
はじめての写真展で作品のタイトルにもしました
若い頃はあまり聴かないアルバムでしたが
ある時期から
とてつもなく好きになりました
ステレオ盤もありますが断然
モノラルの方がいいです

さて、如何でしたでしょうか?
有名なプレイヤー・アルバムばかりですのでちょっとしたジャズ好きの方であれば知っているものばかりだと思います。
シリーズで記事を書いてきた”音楽の遍歴”もこれで一旦終了です。
まだまだ紹介したいアルバムや音楽にまつわる話はたくさんありますので、また好きなアルバム紹介などもしていきたいと思います。

それではまたお会いしましょう。

#ジャズ #JAZZ #ビルエヴァンス #クリフォードブラウン #マイルスデイヴィス #ジョンコルトレーン



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