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コンパクトフィルムの名機 コニカC35FD

フィルムカメラ沼にどっぷりとハマりニコン三兄弟も揃い、次はコンパクトが欲しいな…と物色をはじめ白羽の矢を立てたのが今回ご紹介するコニカ(小西六)の名機”ジャーニーコニカ”ことC35シリーズです。


・小西六という会社
コニカは元々フィルムを製造していた会社ですが、2003年にミノルタと合併しコニカミノルタとなっています。その後2007年にはカメラ事業からは撤退しています。

・C35の仕様
C35の製造開始は1968年、既に50年以上前です。そしてFDは1973年に発売された最上位機種。大口径のHEXANONレンズもボディの金属も他のC35とは異なります。そしてこれぞザ・カメラ!というスタンダードなデザインが素晴らしい。
もちろん国内には他にもプレミアムコンパクトなど触手の動く日本のお家芸的な素晴らしいカメラがたくさんあります。でも異常な程の人気で度を越えた値札を付けられた機種には全く興味が湧きませんでした。
そんな中でお手頃でこれぞコンパクトなC35は最適だなと思っていました。…とは言えFM2より高いのはどうなの?…ですが。

気軽に散歩のお供にできるとても小さく軽いボディ

38mm/F1.8のHEXANONレンズの写りは黙っていればコンパクトとは分からない程きれいです。シャッター速度優先AEなのは微妙ですが致し方ありません。ファインダーは二重像を重ねて合わせるレンジファインダー方式。シャッター音はレンジファインダー機特有のとても小さな音。撮れてないんじゃないかと心配になるほどです。
ファーストロールの出来を見たとき、その写りの良さに驚きました。

ファーストロール
自宅ベランダにて
植物の質感、色合いも素晴らしい
KODAK ProImage100
暗い夕景もちゃんと写る
KODAK ProImage100
すごい解像度のHEXANON
KODAK ProImage100
逆光耐性もご覧の通り
KODAK ProImage100

・気軽に持ち出せるかわいいやつ
ちょっと近所をお散歩とか、荷物を最小限にしたい時などでも躊躇なくバッグに入れておける手軽さは有難いですね。
買った直後に一度、シャッターが切れなくなり販売元で見てもらいましたが単なる油切れだったようです。シャッターメカ自体は殆ど使用された形跡もなくこれから長く安心して使えそうです。

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