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写真のはなし

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ライフワークにしている写真に関するマガジンです。
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記事一覧

親指フォーカスという方法【カメラのはなし】

皆さんこんにちは。 今日は写真の撮り方のひとつ”親指フォーカス”についてのお話です。 ここ数年のオートフォーカスの性能には本当に驚きます。そんな中、自分の中では当たり前になっている”親指フォーカス”という方法、近年その存在を知る人が少なくなっていることに気付きました。この記事を読んでいらっしゃる中にももしかしたらはじめて聞くという方がいるかもしれません。 ↓ ちょっと検索しただけでたくさん出てきました。  分かり易い物を抜粋して添付します。 メリット、デメリットについて

横浜スナップ①…NEWoManと再開発

皆さんこんにちは。 今日は横浜でのスナップの記事です。 神奈川を代表する大型ターミナル駅の横浜。万年工事中…と揶揄される。新宿同様一体どうなっていくんだろう?と思っていた。最近、その全貌がやっと見えてきた。 また周辺の再開発も活発に進んでおりまだまだ発展していくようだ。 そんな横浜でまだがっつりスナップだけを撮りに来たことが無かったな…と思い午前中から相棒のα7CⅡを連れて行ってきた。 後編は東口方面へと移動します。 それではまたお会いしましょう。 #写真#カメラ#ス

横浜スナップ②…みなとみらい方面

皆さんこんにちは。 今日の記事はα7CⅡでの横浜スナップ続編です。 前回の西口から海側の東口方面へと移動しました。 新宿もそうですが横浜も東西でイメージが全く違います。 気付けば空ばかリ撮ってました。 カメラの写りがいい物を撮る行為はなんだかカメラに操られてるみたいです。 そして今回、スナップを撮っていて気付いたことがあります。 α7CⅡの起動が早くなっていました! SONYの欠点として起動が遅いというのがよく言われています。実際、α7Ⅲもめちゃくちゃもっさりしてます。と

【PENTAX 645NⅡ】ファーストロール…中判フィルム撮影

皆さんこんにちは。 さて今日は7月にやっと入手したPENTAX 645NⅡのファーストロール記事になります。 ここのところすっかりα7CⅡに夢中で暫くフィルムから離れていました。645NⅡのファーストロールもなかなか撮りきっていませんでしたが、やっと現像から帰ってきました。フィルムはPORTRA400です。 ワクワクしながら見たデータは思った以上の出来でした。 中判は二眼のリコーフレックスもありますが、レンズもおもちゃみたいだし写りはかなり厳しい。でも当時の国産カメラはあ

酷暑の銀座スナップ②

皆さんこんにちは。 さて今日は銀座スナップの続編です。 前回の松屋から数寄屋橋方面へ、そして裏路地を通り8丁目へ向かいました。 如何でしたでしょうか? それではまたお会いしましょう。 #写真#カメラ#スナップ#ソニー#SONY#A7C2#単焦点レンズ #銀座 #歌舞伎座

酷暑の銀座スナップ①

皆さんこんにちは。 今日は先日猛暑の中、銀座で撮ったスナップの紹介をします。 実は銀座は勤めていた会社で長年職場のあった場所です。 営業職だったこともあり隅から隅まで熟知していますのでスナップを撮りに行くには最適な場所です。 この日は始発で行って人のいない銀座を撮ろうかとも思いましたが、やはり人の息遣いが欲しいなと思い直してランチスタートにしました。 先ずは当時ほぼ毎日ランチをいただいていたお蕎麦屋さんへ。お世話になったおばちゃんが直ぐに気付いてくれて近況報告を。そして毎日

やりたかったことができる!【SONY α7CⅡ】

皆さんこんにちは。 今日は先日α7Ⅲから乗り換えたα7CⅡの動画撮影についてのお話です。 写真についてのレビューは前回記事の通りで既に大満足しています。 そしてこれまで使っていなかったカスタムダイヤル1・2・3も最大限活用するようになり、それはもう便利この上ありません。 さて、前置きが長くなりましたが今回は動画についてです。 以前書いた通り、昔一度ジンバルを購入しα7Ⅲでポートレートを撮りながら同時に動画を撮ることにチャレンジしましたがたった一回であえなく敗退…とてもじゃ

Nikon FM2 スナップ

皆さんこんにちは。 今日は久しぶりにFM2のスナップをご紹介します。 8台あるフィルムカメラの中でも最も出番の多いのがFM2。 手に馴染む程よい大きさ、堅牢性を確保しながらもしっかりと軽量化した金属製ボディ、そして1/4000まで上げられる機械式シャッターの安心感。どれもぼくにとっては程よい塩梅のカメラ。まさに体の一部のように付き合うことができる。 もしフィルムカメラを一台だけ手元に残すとしたら、ぼくは迷わずFM2を選ぶだろう。 そんな相棒とのスナップを久しぶりにご紹介し

”ぼくにとって”サイコーのスナップシューター【SONY α7CⅡ】

皆さんこんにちは。 今日は先日、4周目にして購入したα7CⅡについてのレビュー記事です。 いつも書くことですがぼくは評論家ではありません。タイトル通り、あくまでも”ぼくにとって”であることをご承知置きください。 ・画質 踏み切ったきっかけになった「キョウトボーイズ」のYouTube動画。流される写真はミツルさんのレタッチ後なんだろう…と思っていた。「あゝきれいな色だなぁ、さすがレタッチ上手いな」なんて思っていた。ところが実際に撮影してみると、どうやらそれは撮って出しのよう

新宿・銀座スナップ【SONY α7CⅡ】

皆さんこんにちは。 今日はまた新メイン機のα7CⅡの記事です。 長年お世話になったα7Ⅲを買取りで北村写真機店へ持って行ったついでにスナップを撮ってきました。 今回は新たに40mm単焦点Gレンズ用に買ったTOKYO GRAPHERのフィルターを試したいという目的もありました。 フィルターの種類は大きく分けると3種類。今回は以前から気になっていた↑を購入。 α7CⅡと40mmGレンズの組み合わせの色味が予想を大きく上回る程いいので、正直もうちょっと待ってもよかったなと思って

フィルムスナップの楽しみ【Konica HEXAR RF】

皆さんこんにちは。 さて、先月購入したKonica HEXAR RFですがすっかりお気に入りで毎日持ち歩いてはスナップを撮っています。 最近はポートレートを控えめにしていることもあってひとりでスナップを撮りに行くことも多くなりました。 フィルムも既に5本目。 だんだんクセにも慣れてきて当たりが増えました。 そんな訳で今日はお試しのファーストロール記事に続きスナップ写真の紹介をしていきます。 レンズは全てNOCTON Vintage Line 35mmです。 これからも無理な

プロの写真家の定義

先日、写真家の石橋純さんと久しぶりにランチがてら話をした。 Junさんはぼくが且つて3ヵ月程弟子入りさせていただいたことのある写真家としても、人間としても最も尊敬する写真家だ。  Junさんは以前から”プロの写真家”と言われることに違和感がありあまり好きではないと言っていた。 今日もその話になり「プロの写真家ってなんですかね」と聞かれた。 ぼくは「写真を生業にしている人」と答えた。 「では友達の結婚式で写真を頼まれ謝礼をもらった場合は?」 「それはお駄賃であってプロではないと

写真に於ける”右脳と左脳”

先日の三森いこさんの写真展の中のトークイベントで写真に於ける【右脳と左脳】という話が出ました。 写真技術を最大限活かして撮った写真より、写真を趣味・仕事にしない人の撮った友達や家族の写真の方が良かったりすることがある。それは人の感性に訴えかけるものが左脳(技術)より右脳(感性)だからだという話です。 だとすると写真を趣味・仕事にする人が技術を磨き鍛錬を積んで撮る意味がないのか…というとそんなことは全くない。 リアルな生活で撮る日常には嘘がない。本来なら他人の目に触れること

三森いこさん写真展『この星の中』…写真っていいな

皆さんこんにちは。 今日は昨日お伺いした三森いこさんの写真展『この星の中』のお話です。 三森さんの写真展は昨年10月の個展『ここでまた会おうよ』、今年の『私が撮りたかった女優展』に続き3度目。 はじめての個展では以下の過去の記事の通り、写真から声が聞こえるという奇異な体験をしました。 『ここでまた会おうよ』は一番写真で悩んでいた時期に見て正直、インパクトが強すぎて冷静に”鑑賞する”などという余裕はありませんでした。構える間もなく一枚目の写真に心を鷲掴みにされました。 今