九鬼の記事vol.39(2020.09.07)


0.今週の記事のレビュー

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「今週の記事のレビュー」では、本記事を簡単にまとめています。★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

1️⃣今週の学び:今週の学びは「脂肪の摂取がランニングパフォーマンスに好影響?!〜基礎編〜」です。

2️⃣今週の陸上部・巧のトレーニング:富士北麓ワールドトライアルに出場してきました。

3️⃣今週のオススメ論文:今週の論文は、「2,250mの高地における100m走パフォーマンスの向上」です。
富士北麓陸上競技場は、標高がおよそ800mだそうです。どのくらいのアシストがあるのか🤔というのが気になって調べてみました。

4️⃣時事ネタ・記事の紹介とコメント:

5️⃣Q&A:


1.今週の学び

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「今週の学び」では、今週のできごとから九鬼が感じたことについて述べています。主にトレーニング・コーチングの現場での気づきを発信したいと思います。
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 今週の学びは、「脂肪の摂取がランニングパフォーマンスに好影響?!〜基礎編〜」。

 天理大学の岩山先生にお越しいただいて、オンラインセミナーを開催いたしました!
以下に、その質問と回答の一部を載せますね。

 見たかったのに見逃した😭
という方もご安心ください!
後日動画配信もいたしますので、そちらをお待ちください🙇‍♂️


Q. グリコーゲン枯渇を防ぐ方法として、運動中に糖を撮りまくる方法もあると思うのですが、どうでしょうか??
はちみつなど!


A. 実際に、一つの手段としては適切だと思う。
しかし、運動中に糖を摂取すると、お腹を下す可能性があるので、慎重になるべき。
Q. 痩せようと思った際に運動前に高脂肪食を食べた方が痩せやすい。(脂肪をおとしやすい) 

A. それは難しいと思う。なぜなら、常に高脂肪食を取っていると、そもそもの摂取カロリーが高くなってしまうから、運動でそれ以上に消費するのは難しい。
Q. グリコーゲンローディングは3日前から高糖質食にするとパフォーマンスが上がるといわれているが、普段から高糖質食にするのはダメでしょうか。


A. 体内のグリコーゲン量を多くすることができるのは一時的。例え、高糖質食を続けても、ある期間したら、グリコーゲンは糖を摂取していても低下する。
Q. この度はありがとうございます。
種目が違ってしまうのですが、サッカーやラグビーなどの競技でのファットアダプテーションの導入はどのように考えますでしょうか?


A. 実際にハイパワー系の種目では、糖を摂取せずに脂肪を多く摂取するとパワー発揮が低下する可能性が指摘されているので、実際に応用するのは難しいのでは?
Q. ファットアダプテーションとカフェインの脂肪燃焼効果の組み合わせはいかがでしょうか?菓子パンにコーヒーなど良いかなと思いまして。


A. 非常に興味深い研究内容だと思います。
しかし、マラソンでの応用を考えると、カフェインには利尿作用があるので、注意が必要。私(岩山先生)の場合は、必ず尿意をおよぼすので、なるべくマラソン前にはカフェインを摂取しないようにしている。
でも、その組み合わせは比較的効果がありそう。

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