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小児健診【予防接種編】

先日、娘の5ヶ月健診がありました。
健診の際に予防接種も打ったのですが、それがまあまあややこしかったので備忘録として。

予防接種は、ロタリックス、ヒブ、小児肺炎球菌、B型肝炎の1回目は日本で打てましたが、2回目は年末年始が重なったこともあって、接種を見送ることに。

区役所で相談したら、逆に海外から来る子どもたちの中には、1回目を自分の国で打ってから日本で2回目以降を打つケースもあるので、スペインへの移動のリスクも考えて、打てる予防接種は日本で打っておいた方が良いとのこと。

スペイン語で書かれた日本の予防接種のカレンダーもくれました。

スペインに着いてから、Centro de salud(健康センター:スペインでは保険証を申請すると、自動的にかかりつけのセンターが決められて、そこでかかりつけ医 (médico de cabecera)も決められます)の小児科で健診の予約をとりました。

日本の母子手帳と写真のプリントを見せると、両者を照らし合わせて、今何を打たないといけないのか見てくれました。

結果、ロタリックスはスペインでは接種が義務でないため、4ヶ月健診の際に薬局で買って(冷蔵保存のため、予約しておいて当日薬局で受け取って病院に持って行くスタイル)病院で摂取。(100€近くしました…。)
これにプラスして、こちらで摂取が義務になっているものを同時に摂取。
日本ではヒブ、B型肝炎は別々、ジフテリアとポリオは百日咳と破傷風との混合ですが、こちらではジフテリア・ポリオ・ヒブ・B型肝炎が混合で、これとC型髄膜炎菌(日本では任意)と小児肺炎球菌の2回目を摂取することに。

そして5ヶ月健診の際に、B型髄膜炎菌ワクチンを薬局で買って自費摂取するよう言われました。(こちらも106€と高価。)

先日、5ヶ月健診でワクチン接種の際、ジフテリアやポリオの2回目摂取が済んでいないことが心配だと言われました。
1回目から2回目の間は8週間空けないといけないので、1回目からまだ4週間の現時点では打てず。
また日本では混合接種でないものが、こっちでは他と混合になっていたりするので、それについてはちょっと調べさせて欲しいとのこと。

今、実際に打ったワクチンを比較してみても、もう頭がこんがらがっちゃってますが、スペインでは2ヶ月、4ヶ月、11ヶ月、12ヶ月、15ヶ月、3歳、6歳、10歳、13歳のタイミングで予防接種があるので、それだけで日本とはスケジュールが全然違うことがわかります。

日本脳炎はもちろんこちらでは予防接種がないし、日本では推奨されているBCGも、こちらでは結核がもう存在しないとされているため、バスク州でだけ摂取が継続されており、私たちが住んでいる地域ではワクチン自体がないとのこと。
日本に里帰りしたりすることも考えて、できれば打っておきたいと伝えると、こちらも入手できるかどうか調べてくれるそう。

次回は7ヶ月健診の際に、B型髄膜炎の2回目を摂取します。

2022年の何月か以降に生まれた子どもは、摂取が義務のワクチンが減ったので、摂取したければ自費になるのだそう。
日本では無料のワクチンも、こちらでは有料になっているものが多くて、いちいち出費が痛いところ…。でも娘の健康には代えられない。

ひとまず来月の6ヶ月健診では調査が終わってるはずなので、あとどれくらい自費摂取のものがあるのか聞いて、ちゃんとお金を貯めておかないと!!

Maqui

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