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【ITコンサル向け】CRM(顧客関係管理システム)の情報を可視化!GIS(地理情報システム)を組み込もう

GIS芸人のいりやまです。

CRM(顧客関係管理システム)の開発やサービス提供に関わっている方であれば、CRMとGIS(地理情報システム)の連携を考えたことがあるかもしれません。

この記事では、CRMにとって、GISがどのような機能を付加するかをお伝えします。サービス検討のお役に立てると幸いです。

|GISがCRMに付加する基本的な機能

・顧客の住所を地図上にプロット

顧客の位置情報を把握し、地図上に表示することができるようになります。住所や営業先などの位置情報を把握することができ、地図上に表示することができます。

・訪問履歴を地図上にプロット

営業担当者などが顧客を訪問した履歴を地図上に表示することができるようになります。

・地図上にプロットされた顧客データに取引状況を表示できる

顧客との取引履歴を地図上に表示することができ、取引状況を一目で把握することができます。

・営業担当者のスケジュールと位置を地図上で管理

営業担当者のスケジュールを地図上で管理することができ、効率的なスケジュール管理が可能になります。また、社員の所在地や移動履歴を地図上に表示することで、現在の業務状況をリアルタイムで把握することができます。

・地域でセグメンテーション

顧客の属性や取引履歴を基に、地域別に顧客を分類することができます。高所得エリアのみにチラシをポスティングする、といった使い方ができます。

|GISがCRMに付加する機能により、こんな価値が生まれます

①営業担当者に最適なルートを提案することができます

顧客の位置情報を把握し、営業担当者に最適なルートを提案することができます。例えば、営業担当者が訪問する顧客が複数いる場合、GISを使って最適な訪問ルートを提示することで、効率的な訪問計画を立てることができます。

②販売エリアの状況により、売上向上の施策を立てられます。

販売実績データを地図上に可視化することで、販売エリアの状況を把握し、売上向上の施策を立てることができます。

GISを使って販売実績データを地図上に表示することで、販売状況を視覚的に把握することができます。また、売上が低いエリアには、販促施策を展開することで売上向上につなげることができます。

③集客効果を地図にプロットしてPDCAできます

集客施策の効果を地図上に可視化することで、効果的な施策を実施することができるGISを使って集客施策の効果を地図上に表示することで、集客効果が高いエリアや顧客層を把握することができます。これにより、効果的な施策を実施することができます。

④競合環境を直感的にみることができます

競合他社の店舗や顧客情報を地図上に表示し、競合環境を把握することができます。GISを使って競合他社の店舗や顧客情報を地図上に表示することで、競合環境を視覚的に把握することができます。これにより、自社の強みや改善点を見つけることができます。

⑤業務管理を効率化できます

営業担当者やカスタマーやサポートスタッフなど、社員の所在地や移動履歴を地図上に表示し、効率的な業務管理を実現することができます。GISを使って社員の所在地や移動履歴を地図上に表示することで、現在の業務状況をリアルタイムで把握することができます。これにより、スムーズな業務管理を実現することができます。

⑥地域特性を考慮してサービス提供ができます

顧客との距離や地域的特性を考慮したカスタマイズされたサービス提供が可能になる。GISを使って顧客の位置情報や地域的特性を把握することで、顧客に合わせたサービス提供が可能になります。例えば、地域の気候や風土に合わせた商品提供やサービス提供などが考えられます。

|まとめ

今回は、CRM(顧客関係管理)システムとGIS(地理情報システム)の連携についてお伝えしました。

住所を文字列だけでみるだけでなく、地図上に表現することでさらなる価値が生まれると思います。
ぜひ組合せを検討してみてください。


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