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Vol.4 馬渕 歩空(まぶち ほだか)

存在感のある勝てる投手になる!

投手 背番号19/新入団


Profile
生年月日:1999年6月26日
身長・体重:186 cm・ 95 kg
血液型:O型
投打:右投右打
出身地:愛知県
出身校・チーム:帝京大可児高~同朋大


追い求めるは「勝てる投手」


ストレートは最速148キロ。更なる高みを目指し、当面の目標は150キロに据えている。球速アップの目標も掲げつつ、「僕が本当に目指しているのは球速よりも勝てる投手。勝ちの流れを引き寄せることのできる投手です。目指すはジャイアンツの菅野選手。僕のNPBへの階段はまだまだ沢山あると思いますが、頑張ります」と力強く切り出した。

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投手としての成長

中学時代にクラブチームに入り硬式野球をスタート。投手は高校3年生の頃から始めた。

投手として投げ始めたばかりの頃は、「思うように結果が出ずあまり活躍していません」と語る。そんな悩みも束の間、大学2年生の頃から勝てるようになってきたという。「2年生の時が(パフォーマンスが)一番伸びたんじゃないですか。結果が出なくてもそれまでの試合経験やピンチでプレッシャーを感じながら投げた場面、NPBのスカウトの方が見に来られた中で投げた試合などの刺激が自分を成長させてくれたのじゃないかと思います」と、客観的に自己分析する。

この冷静なクレバーさが持ち味でもあるのだろう。

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逆風を経てパイレーツへ


持ち球はストレートとカットボール、フォーク、スライダー、ツーシーム
と多彩。「決め球はフォークです。フォークはどんな場面でも投げられます」と変化球を一押しするが、迫力のある最速148キロのストレートも威力十分だ。

186cmの長身から投げ下ろす150キロ近い速球と多彩な変化球を持ち合わせる姿は、一見、誰もがうらやむような選手にみえるが、その野球人生は決して順風満帆ではない。大学3年の後半には故障を経験し10ヵ月野球から離れ、4年時は新型コロナ禍で公式戦自体が頓挫した。そんな逆風を経て満を持して飛び込んだのがパイレーツだった。

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勝てる投手となり、NPBへ


「存在感のあるピッチャーになりたい。周りを圧倒するピッチングをしたいですね」と話す。
「確かに球速150キロが目前まできていますが、本当に目指すのは勝てるピッチャーであり、負けた試合でもチームにプラスになる材料を残すことのできるピッチャーです。試合の流れをチームにもってくることのできる嗅覚は他の投手よりも敏感だと思います」と馬渕選手。

「大事な場面で自分の結果を残し続ければ、チームの核としてチームを背負っていけます。そんな存在になり、NPBに行けるようにがんばります」と言葉に力を込める。

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寮では自炊 練習に自作の弁当も


こまめで生真面目な性格なのだろう。
選手寮での食事は基本自炊で、自作の弁当を練習等に持って行くこともあるという。最近はまっているのが「麻薬卵」。「ゆで卵を作り、それを醬油ベースの調味ダレに漬け込みます。タレにはネギやニラの他、ゴマも入れて風味を出します。これが美味いんです。作り置きするため卵は20~30個買いますよ」とにっこり。
名古屋市に住んでいる両親と妹にはナイスピッチングを見せるだけでなく、帰省した折にはその得意料理もふるまっているのかも知れない。


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