結局は上手に何かを教えることができる方がお金を稼げている気がする
訪問ありがとうございます。マリナです。
いつものようにサイトを徘徊していると、このような言葉を見つけました。
ロシアの有名な作家、アントン・チェーホフが言った言葉「愚者は教えたがり、賢者は学びたがる」という言葉が引っ掛かったので、今回はそのことについて書いていきます。
ロシアの作家アントン・チェーホフとは
最初に、ざっくりとチェーホフについて書いていきます。といっても、Wikipediaを参考にするだけなのですが。
主に19世紀に活躍した人です。ロシア文学だけでなく、世界文学の中でも評価の高いとあります。
なるほど、彼は小説家でもあり、劇作家でもあったのですね。私が聞いたことのある作品は「ワーニャ伯父さん」や「桜の園」です。今度、機会があったら読んでみたいと思います。
現代社会は「教えたがりな人間」が非常に多い
さて、本題に入りますね。問題の、チェーホフの言った(とされる)「愚者は教えたがり、賢者は学びたがる」という言葉について、私なりに考えていきます。
「賢者は学びたがる」は正しいと思う
最初に「賢者は学びたがる」についてですね。順番は逆になりますが、個人的にはこの方が書きやすいので。
たしかに、賢い人は「学ぶこと」が好きなように感じます。好奇心旺盛というのですね。大抵の人が「これは怖くて近づきたくない」というようなものでも、興味を示して、いろいろな角度から調べて学んでいます。
一番わかりやすい例でいうと「お金」のことでしょうか。
最近は「投資・株」について、怖がらず、学んで挑戦する人も増えましたが、まだまだ投資をする人は少ないようです。こんなことを言っている私も、お金については勉強しなくてはいけませんが。
また、同じお金関係の話で「副業」についても、似たようなことが言えます。賢い人は、そうでない人よりも細かく調べて試行錯誤して、自分のものにしている部分がありますね。
お金の場合「学ぶ」よりも「身につける」の方が正しい気がします。しかし、学ばないと身につかないので、やはり「何かをきちんと身につけられる人」に、学ぶことが好きな人が多い気がしますね。
「賢者の方が教えたがっている」と思う
次に「愚者は教えたがる」とのことですが、これは違う気がします。もちろん「学んだものをよくわからない状態で、教えてしまう人」もいることでしょう。
そのせいで、世の中間違っているものだらけですし。まぁ、たくさんの情報が流れている今の時代、それは仕方のないことです。
しかし、最近は「教えた者の勝ち」なような気がします。みんなが教えることをためらっているところに、誰よりも先に「学んだことを教える」ことができたほうが、賢く生きれるのかなと思っていますね。
実際、たくさん稼いでいるのは「誰かに何かを教えている人」なのは、おそらく多くの人が気づいていることでしょう。
たしかに、教えることに長けていても稼ぐことが厳しい職業(特に学校の先生)もあります。ですが、教える場所を変えれば、かなり稼げる人も多くなるんではないでしょうか。
自らの知恵を、たくさんの人に分け与えることを簡単にできる人が、これからの社会たとえ「AIに仕事を取られる」ようになっても、生き残る可能性があるに違いありません。
AIに仕事を取られるというのは、いつの時代であっても少々言いすぎなのかもしれませんがね。
「教えることができる者が稼げる」というのを、賢い人は気づいているはずです。いえ、ずっと昔から気づいているのです。
しかし、チェーホフの時代は「簡単に教える」ということを避けたかった時代なのでは?と思います。それか、彼自身が「簡単に教える」ということを避けたかったのか。
たしかに、学んだことを誰かに教えるということは「そのネタを取られるリスク」というのがありますし、下手すれば「余計なことを、喋ったな」と言われ、命を狙われたかもしれません。
彼がそこまで危険を冒していたのでしょうかね。
あるいは「学んだことを教えるのはいいことだが、きちんと解釈する前に誰かに教えるのは危ないことだ」と、チェーホフは考えていたのかもしれませんね。
ただ「愚者は教えたがり、賢者は学びたがる」という言葉だけでは、本質は見えませんし、かなり誤解される言葉だと思います。特に、今の時代だと。
今の時代は「自分が学んだこと+自分が経験したこと」を「自分の好きな値段」に設定して、お金を稼ぐことができます。もちろん、あまりにも高額すぎるのはよくありませんよ。
正直言って、自分の価値がどのくらいかなんて、その人次第なのでわかるわけではありませんが。
それでも、今の時代の賢い人は「学んでも、誰かに教えることをしないなんて、明らかに損をしている。下手すれば、たくさん稼ぐことができるのに」と思っていることでしょう。
まとめ
今回は「『愚者は教えたがり、賢者は学びたがる』という言葉に引っかかった」ということについて書きました。今の時代も「誰かにネタを取られるリスク」というものは存在します。
ですが、昔と違ってネタを取られても「○○が、あなたのネタを取った」という知らせを簡単に得ることができます。なので、自分が一生懸命考えたネタを悪用されることは少ないことでしょう。
私も、誰かに何かを教えるときは、人のネタをパクりすぎないようにしたいです。えぇ、もし参考したモノがあるのならば、しっかりと「参考」と書かないとですね。
読んでいただきありがとうございました。他の記事もお読みいただけると嬉しいです。