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29歳、初めてのシーズンパス(スノボ)

NZのQueenstownに引っ越して
今年2度目の冬を迎えた。

日本で2020年末からのいわゆる普通の冬と、
NZに引っ越して2021年の6月ぐらいからはじまった南半球の冬季。

東京が春めいてきたタイミングで引っ越し
夏を迎えることなく、いきなり秋に突入し
いまは絶賛冬なのです。
毎日氷点下をさまよってる。

QueenstownはNZの中でもリゾート地的な場所で
国内中からスキーやスノボをしに集まってくるのね〜

大自然に囲まれてるから、アウトドアアクティビティには欠かないんだけど、やっぱり夏場の方が魅力的なことが多くて(ウェイクボードとか、キャンプとか)
冬場に退屈しないようにってことで
生まれて初めてシーズンパスを買いました!

ひー

899ドルした。

日本円に換算すると
7万ちょい。

日本では1泊のスノボ旅行しかしたことないから
シーズンパスの相場もわかりませーん。

飛行機代に、隔離施設代(40万ぐらい😂もはや笑える😂)で
出費が重なったから、899ドルの出費も覚悟が必要だった。

しかも、シーズンパスを買うほど雪山の虜になるかわからなかったし、スノーボードもブーツもウェアもグローブもなにも持ってないから、1から揃えることになるし。。(また出費w)

でも、こんな雪山の近くに住むことは今後ないかもしれないし、人生で1回ぐらいシーズンパスを買ってみて
雪山ライフに浸ってみてもいいよね〜と決意し
シーズンパスを購入◎

ってことで、元を取るべく、
お天気のいい日を見計らって山に来る日々。

(いまだに就労ビザの取得プロセス中で絶賛ニートにつき、いつでも気が向いたら山に行けるというw)

週末は彼が運転する車で一緒にスノボに行くんだけど
平日は彼が仕事につき、ひとりで山へ。

シャトルバスがあるから、そのタイムテーブル乗り場を調べ
いざ翌朝向かってみると、近づいてきたバスのフロントガラスには'FULL'の文字が。

街の中心のスキーセンターから出発して、各停留所でピックアップしてくるから、わたしの最寄りのバス停に来るまでに満席になっちゃったらしい。

およよ、
せっかくバスチケットを買ったのになあ。
(自分のリフトのシーズンパスにバスチケット代を付加できるのです、キャッシュレスが日本より圧倒的に進んでる)

次のバスを待つか(また満席の可能性大)、
街の中心まで別のバスで行って、始発から乗るか(時間のロス)
ヒッチハイクするか(多分拾ってもらえるけど、ちょこっとの勇気が必要)

3つの選択肢を瞬時に考え、
3つ目の方向でいくことに!

失うことはなにもないさーという心持ちで。

しかも、バックパックにスノーボードをくくりつけて
スノボブーツを持ってるから、
わたしがどこに行きたいかめちゃくちゃ明確に伝わる(笑)

親指を突き出して、待つこと2分。
車が止まってくれたー♡

ブラジル出身の女性で、彼女も山に行く途中だという。

去年は車を持ってなかったから、車のない不便さがよくわかるよと、快く拾ってくれたのです◎

きっと彼女もヒッチハイクしてもらったんだろうなあ。
こうやって好意は巡っていくんだなあ。
わたしも、車の免許が取れたら、道端で待ってる人を拾ってあげたいなあ。
そんなことを思い、あたたかい気持ちになりました。

山の麓でもうひとり拾って、3人揃ってはじめましての状態でくねくね道をゆく〜

3人目はイギリス人男性で、声がカッスカスで
声が聞き取りにくいことなんの。
どうやら2日前のEURO2020の決勝戦(イギリスVSイタリア戦)で声を失ったらしいw
すごいイギリス人らしいなあ(笑) 納得。

そんなこんなで、世間話や身の上話をして
スキー場に到着。

ひとりスノボデビューをしました◎

ひとりだとさみしいかなあと思ったのなんの、
ぜんぜーんさみしくなかったわ(笑)

もはや自分のペースで自由気ままに滑れるから
たのしいたのしい!

彼が先に滑り終わってリフト前で待ってる!っていうプレッシャー?がないから、気楽だった〜

自分の滑りに100%集中できて、
すごく上達を感じた!

ずっと初級と中級をさまよってたけど
これは…もしかしたら、中級なれたかもしれない…♡

何歳になっても新しいことにチャレンジして
成長感じられるってうれしいなあ!

シーズンパスを買って正解だった◎


***

なお、下りは雪山登山帰りのkiwi男性に拾ってもらい、おうちのちかくでおろしてもらいました◎

(ピッケルとか非常食とか、ロープとかよくわからない登山グッズに埋もれながらw、チョコレートクッキーをいただいて、楽しく会話して帰りました)

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