見出し画像

【日記】二十九、三十

毎日、グレー色の気持ちがぐるぐると頭の中を駆け巡っている。

私は何をしているんだろうと、仕事中にも関わらず涙目になっている時がある。

何事もなかったかのように気持ちを押し殺して、指示をしてきた上司へ、何事もなかったかのように大きく「はい」と返事をする。

誰にでもできる仕事をして、自分よりも年下の先輩に指導されて
「はい」と言いながら
「ここにいたいわけじゃない」「もっと輝ける場所があるはずだ」って
惨めでやるせない気持ちを押し殺して毎日をやり過ごしている。

熱心に仕事を教えてくれる先輩も、上司も
まさか私が今すぐにでもここからいなくなりたいと思ってるなんて、一ミリも知らないのだ。

そう思うと、毎日申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

でも、変わりたくて、だからもうここにいたくなくて。


前にもっと進みたい。

笑われるかもしれないし、正解かわからない。

でも、恥ずかしいけど、自分ならまだ、もっと、いける気がしてる。

もう二度と戻ってこない20代を、全力で駆け抜けて、

自分を抱きしめられるように。


選んだ道は、私が正解にするのだ



いつかはきっと報われる
いつでもないいつかを待った
もういつでもいいから決めてよ
そうだよなだから「いつか」か

誰かがきっと見てるから
誰でもない誰かが言った
もうあんたでいいから見ててよ
そうだよなだから「誰か」か

あーなんかもう恥ずかしい位いける様な気がしてる
ずっと誰にも言わなかったけど
今なら言える
明日の朝恥ずかしくなるいつものやつだとしても
ずっと今まで言えなかったけど
サビなら言える

嘘をつけば嫌われる
本音を言えば笑われる
ちょうど良い所は埋まってて
今更帰る場所もない

現実を見て項垂れる
理想を聞いて呆れかえる
何と無く残ってみたものの
やっぱりもう居場所はない

もしも生まれ変わったならいっそ家電にでもなって
空気清浄機とかなら楽してやっていけそうだな
何も言えずに黙ったまま空気を読んだ振りをして
遠くから見てるだけの俺みたいだし

でも
あーなんかもう恥ずかしい位いける様な気がしてる
ずっと誰にも言わなかったけど
今なら言える
明日の朝恥ずかしくなるいつものやつだとしても
ずっと今まで言えなかったけど
サビなら言える

前に進め 前に進め 不規則な生活リズムで
ちょっとズレる もっとズレる 明日も早いな
前に進め 前に進め 不規則な生活リズムで
ちょっとズレる もっとズレる 明日も早いな

前に進め

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?