見出し画像

210321 当たれどイラつく天気予報

昨日の夜から雨がちらつき始め、今日は一日中雨。
天気予報は一寸の狂いもなく当たったのだが、雨の予報なんて当たったところでちっとも嬉しくない。むしろイラつく。
もちろん、予報のおかげで傘を持ち出すことができたし、
今日の雨で散る前にと、御所の桜も昨日の午前中のうちに見ることができたし、
それには感謝せねばならないのだけど。

昨日、「まともじゃないのは君も一緒」を見た。
最近成田凌が気になっていて、清原果耶も好きな女優さんなので、とても楽しみにしていた。
予告で2人の掛け合いのテンポの良さが存分に感じられていて、期待も大きかったのだけど、
それを上回る爽快感と満足感があった。
小泉孝太郎演じるクズ男もなんだかんだでいい味出してた。

最近、人と話す機会が減ってしまい、
ああいうふうに言い合える相手がいることをうらやましく思った。
話しながらボードゲームでもして、夜を明かしたい。

昨日、散歩していたらたまたま、20年ほど前に初めて京都に来た時に連れて行ってもらったラーメン屋の前を通り、
まだ営業を続けていることを嬉しく思った。
ここから晴明神社に行ったり、二条城に行ったりしたはずだけど、
どんな道を歩いたのかまでは覚えていない。
そして、送り火は京大のどの建物から見たんだっけなぁ、と気になったりして、
昔のことを色々と思い出した。
帰ってから調べたところ、どうやらその建物は既に取り壊されているようだ。
当時も工事中だったらしい、A号館。
なかなかの無法地帯な建物だったみたい。
そういう場所は、時と共にどんどん失われて、整然として、面白味がなくなる。
20年というのは、あるものがなくなり、新たにできたものも、その土地に馴染んで違和感がなくなるくらいの時間である。

さて、昔のことばかり気にしていても仕方がないので、
さっさと前を向いて歩こう、と、思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?