🍀不登校は「問題」か

2019/11/25のツイートの転載です。

コロナ前なので、少し状況が変わってくると思いますが、カウンセラーの資格の勉強をしていて、感じたことです😌

ーーーーー

カウンセラーの勉強をしている時、学校に行けないことが「問題」とされるのが、しっくりこないことがあります。

みんなと同じことができるのが正常で、できないことは異常なのだと、一般にはそう捉えられます。

でも、私には、毎日満員電車に乗って、一日中デスクに向かって、ただ、人生の時間を売って働くことも、

ゆくゆくはそういった仕事に就くために、朝から晩まで机の前に座って、
今後の生活で使うことなんて一生ないかもしれない用語を暗記するために学校に行くことも、

あんまり、健康的で生産的なことには、思えないのです。

(もちろん、学校で学べることは、他にもたくさんあるよ、でもそれは必ずしも「学校でしか学べないこと」ではないと思う。)

だから、勘が鋭い子から、「この生き方はおかしい」と気付いて、離脱していくのではないかと思います。

学校に行かない選択をした子どもたちの方が、よっぽど自然で、正常なのではないかと、思う瞬間があるのです。

年間2万人が自ら死を選ぶ日本社会で、
そういった子どもたちが、「みんなが普通だと思っていること」は普通ではないと、
身をもって教えてくれているのではないかと思うのです。

もちろん、今はまだ、学歴があることは有利だし、「だから学校なんて行かなくていいよ」と言い切ってしまうのは無責任だから、言えないけど。

でも、少なくとも、君たちの感じている違和感は、間違ってないんじゃないかな、と言いたい。

みんなと同じことができないから、自分はおかしいとか、
価値がないとか、
生きる資格がないだとか、
そんな風に思わないでください。

生き方はたくさんあるから、いくらでもあるから、
その中から、自分が幸せに生きられる方法を、ゆっくり探して行ってください。

そうやって、自分の生き方を見つけられた人たちが、少しずつ、未来の世界を変えていくんじゃないか、と思うのです。

🍀🍀🍀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?