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推しに圧倒されて生きていきたい

ファンが推しに求めるものはさまざまだ。
ガチ恋ファンは、推しにときめきを感じて想いを募らせたいだろうし、推しのスタイルに憧れるファンは、身につける服やコスメなどアイテムを知って真似していくだろう。
そういったファンが推しを見るいろんな角度を知るのが楽しくて、さして詳しくないジャンルのオタクのブログを見ることが私は好きた。


では私が推しに何を求めてるのかというと、圧倒されることだ。

たとえば、10年近く活動を追っている歌手・中田裕二さん(ex 椿屋四重奏)は、作る楽曲と演奏が、いつでも好みでかつ、いい意味で予想を裏切ってくれるので、ライブを見るたびに「新曲めちゃくちゃいい!またギターも歌も上手くなってるし、アレンジ最高だし、一生好きだわ〜!」と天を仰いでいる。

1年前から追っている地下アイドルユニット・じゅじゅのメンバーであるちゅんちゃんは、いつでも最強に可愛いし、ライブのパフォーマンスが治安悪くて好みだし(アドリブで中指立てたり、舌出したり、モニターや柵へ挑発的に足を乗り出すところが最高に好き)、月に何度もあるライブで毎回好きを感じさせてくれることの凄さを常々感じている。

一方で、どメジャーに位置する三代目J SOUL BROTHERSの登坂広臣さんには、パフォーマンスにも、歌の上手さにも、考え方にも、圧倒されっぱなしで常に大の字だ。勝てない。強い。それが心地いい。


つまるところは、私は推し、というか人に限らず、音楽・映画・小説・演劇などなど、あらゆるエンターテイメントに関して、めちゃくちゃマゾなんだろう。
そういえば、以前刀剣乱舞の推しに振られる夢小説を書いたことを思い出した。
いつでも圧倒的な凄さを感じたいし、自分ではぜったいに思いつかないものを浴びせられたいし、未知のものを見せてほしい。そう感じさせてくれるものが多ければ多いほど、人生は楽しくて豊かだなあ、と私は思う。

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