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50代のリスキリングへろへろ日記(6)_420時間修了しました

昨年の8月から取り組んで参りました日本語教師養成講座420時間コースを6月末で無事修了し、「修了証」を手にしました!

4月からは有給消化で、仕事との並行しながらの受講よりも楽になったものの、実践演習と教育実習のダブル受講でしたので、演習準備や復習の作業にそれなりの時間を要しました。気候もよく、学業に専念する贅沢な時間でした。

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さて、最終回ということで今回はどのような年齢層がこの講座を受講していたかを記録しておきます。


受講生の年代と属性

今年度から制度が変わり、国家資格化したことと、コロナ禍が明けて留学生が押し寄せていることから、昨年の秋からどっと受講生が増えて、クラスが拡大していますが、日本語教師養成講座に通う方は以下の通りでした。

1.大学生、アルバイトをしながら受講する社会人・・20代
2.現役の日本語教師・・20代~50代
3.勤め人、教師(小中高)・・30代~50代
4.退職者・・・50代~
5.自営業や子育てが落ち着いた方・・40代~
6.日本語教師を目指す外国人

1は、大学生が結構いらっしゃって、びっくりしました。さらに、英語と●●語をマスターしている優秀な人が多い!この層の人達は海外で仕事したいという希望を言う方が多く、頼もしいですね!

2は、制度変更の事情で、現行の養成講座の受講が必要という目的らしいです。(かなり以前に日本語教師になった方は、そのまま国家資格の要件を満たすのが難しい)

3,4,5は想定の範囲内ですが、男性と女性の割合は3:7くらいで、圧倒的に女性が多い。これは給与水準が低いからかなあ、、とも思ったり。

そして、外国人の方もいらっしゃいました。第二言語をマスターするだけでなく、その言語の教師を目指すのはすごいですね。演習では、母語である日本人よりも日本語の文法に詳しいので、(自分が学ぶ過程で頭に入っているのでしょう)、きっと良い指導者になると思いました。

仕事や国家資格取得について

日本語教師として働けるよう、就職活動を開始しています。そして、海外へもチャンスがあればチャレンジしたいと思っています。今年国家資格を受験するかどうかについては、登録ルートがかなりややこしく、今年度の受験しても、登録日本語教員として登録できない可能性があると学校から伝えられており、まだ様子見です。

今確実に分かっていることは、法務省告示校で1年以上勤務すれば、基礎試験免除で応用試験のみ受験・合格すれば確実に国家資格(登録証)がもらえる事です。なので国家資格取得するなら、来年秋の受験を目標にしてもよいかも。

ただし、海外に行ってしまうと、「告示校で1年以上の勤務」という実績を得ることができないので、応用試験が免除にならないかもしれません。

そして、60代近くで果たして国家資格を得るメリットも現時点でよくわからない。

これからすぐにやること

受講した講座は「一般教育訓練の教育訓練給付金対象講座」でした。そのため、ハローワークに給付金申請に行きます。
日本語教師養成講座は、一般教育訓練対象になっている教育機関が多いので、少しでも受講費を取り戻しましょー。

今はリスキリングを推進するため、色々な資格取得に給付金が出ます。中には受講費の70%も戻って来る資格もあるので、要チェックですよ!

おまけ:雇用保険は入っておけ

わたし、受講している方々はほぼ全員この教育訓練給付金を申請するもんだと思っていたんです。

ところが、私のクラスでは私を含め3名しか申請対象ではありませんでした。(申請対象=雇用保険に入っていた人)

さらに、私以外の2名の対象者は男性でした。受講生の属性の男女比で述べましたが、女性の方が多いにもかかわらずです。

・・という事は、受講者の大半は雇用保険に加入していない仕事をしている方が多いという事なのか!!自営業、もしくは週20時間未満のパートタイムってこと??

※補足:教員の方に教えてもらいましたが、公務員は雇用保険に加入しないので、申請対象ではありませんでした。

雇用保険は保険料が安い割にはいろいろ使える給付金が沢山あるので、会社側が拒否らない限り入った方が良いですよーー 週20時間以上働く場合、レッツ加入♪♪

さいごに

働きながらこのカリキュラムの受講は大変でした。なにせ420時間ですからね。実際に途中から出席しなくなる方もちらほらいらっしゃいました。

自宅で準備する必要がある課題がコンスタントにあるため、無理に詰め込むと途中でリタイアするリスクがあります。本業が忙しかったり、子育てとお仕事を両立しながら受講を考えている方は2年間かけてゆっくり進めるくらいで良いかもしれません。

もし私が子育て中なら絶対無理だったでしょう。年齢的にはギリギリですが、自分的にはベストタイミングだったかな。


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