このノートの対象者と概要
Twitterなどでボクが常に発信しているのが
資格を取ることの重要性です。
しかし全てのエンジニアにとって重要とは思いません。
資格に最も価値があるのは、
未経験からIT業界への就職を目指す人たち。
そう考えています。
IT業界へ就職することだけに特化して
ボクなりの考えを書きたいと思います。
見出し
・採用する側、人事の視点と考え方とは
・資格のすゝめ
・Java Silver
・Oracle Silver
・LPIC L1
・UMTP L1
・基本情報技術者
・仕事を辞めるのは転職が決まってから
・最後に
採用する側、人事の視点と考え方とは
どのような人を採用したいのか。メチャクチャ優秀な人でしょうか。サービスに対してどんどん意見が言えて、技術面で全体を引っ張る人でしょうか。未経験者の採用に関していえば、優秀であることも重要ですが、それ以上に大切なことがあります。
『 素直に先輩の指示を聞き、スキルを積み重ねていける人材か 』
この点を非常に重視しています。斜に構えて自分はもっと出来るはずだ、もっと重要なことを任せて欲しい、この会社ではやりたいことが出来ない。こういう思考の持ち主は除外したいのです。端的に言うなら育てにくいのです。
では、そのアピールには何が効果的なのでしょうか。それが資格だとボクは考えています。基本的にみなさん勉強は嫌いな方が多いと思います。その勉強をコツコツと積み重ねていくことが資格取得には必要です。
資格を取ればプログラムが書けるようになるわけではありません。プログラムは実際に手を動かしたほうが早く上達します。この点はプログラミングスクールが優れているでしょう。しかしスクール卒業生に対しての人事の印象は、積み重ねていける人材とは映りません。
『 だってプログラム書くのは楽しいんだから続くでしょ 』
みんなが嫌だと思うことをコツコツ続けることに意味があるのです。しかも好印象どころか印象が悪くなるのは、最近のスクール卒業生の質や素行の悪さが響いています。すぐ辞めたり、思ったよりも技術力が無く、スクール卒業生を優遇する理由が全くないのです。もちろん優秀な人もいますし、メイプルシステムズでもスクール卒業生で立派に育った人はいます。
ところがスクール卒業生に関しては、コツコツ努力できる人なのかが全く分からないのです。そういう意味でスクールよりも資格取得者を優遇するという企業が多いのかもしれません。
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