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エンジニア業界がフラットにならない理由と、だからこそエンジニアバンクっていうサービスで実現したい未来のカタチ。

目次
 ・概要
 ・ボクの経営理念

 ・業界がフラットにならない理由
 
エンジニアバンク構想
 
実現への壁を超えるために
 
あとがき

概要

 ・エンジニアが元請けと直接出会えます
 ・転職希望者も使えます
 ・フリーランスも使えます
 ・副業探しもオッケーです
 ・SESで使うのもオッケーです
 ・とにかくエンジニアを探しているなら
  ここ見ればいるよっていうプラットフォームです
 ・しかもエンジニアは無料で使えます
 ・エンジニアを探す側から、いつかお金もらいます

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ボクの経営理念

 サラリーマンを3年。フリーランスを約2年。2009年に起業して、もう13年という歳月が流れたわけですが、ボクはエンジニアとしてSESで働きつつ、受託開発も請けさせて頂き、自社サービスも開発してきました。経営理念なんて偉そうなことを言っていますが、ただの一人のエンジニアとしてこの業界にお世話になってきたからこそ、良いところも悪いところも理解しているつもりです。それも底辺と呼ばれる下流の方から。

 大きな企業の作る流れに抗うことは出来ないのだろうか。エンジニアとして貰う報酬はもっと増やせないのだろうか。そんなことばかり考えてきました。

 ボクの経営理念は「すべての仕組みに逆張りを」です。なぜスキルが伸びても直ぐに給与に反映されないのか。なぜ契約単価を会社は教えてくれないのか。なぜ上限下限を気にして働く必要があるのか。

 疑問が生まれれば仕組みを理解し、それを改善するのがボクの経営です。すべての仕組みは何かしらの意味を持って存在しています。その仕組みを変えるだけで劇的に変わるものがあるはずです。ボクはその当たり前となってしまっている仕組みに対して疑義を唱える経営をしてきた13年でした。


業界がフラットにならない理由

 ボクなりに色んなポジションを経験し知ったのですが、フラットな業界にならない理由、これは物凄く単純です。下請け企業は、ある時には元請け企業でもあり、またある時には仲介企業なのです。受託開発もやればSESで人材も派遣し、他社の人材も紹介している。全部が収益源であり、どれも欠かせない状態になっているのです。

 業界をフラットにするとなると仲介事業が無くなります。これでは各社の収益構造上まずい事態です。フラットではないことがリボン構造を作り、その仲介によって利益化する仕組みになっているのです。

 そして大多数が従業員50名にも満たないような中小零細企業ばかりなのです。業界に変革を起こすような事業を立ち上げる体力も理由もないのです。自分たちのことで精一杯なのです。

 では大企業がなぜ、そのようなプラットフォームを作らないのでしょうか。どこかの色が付いたサービスへは他の大企業が案件を登録しようとはしません。また仲介事業をやりにくくなるプラットフォームでは中小零細企業が登録する理由が産まれにくいのです。


エンジニアバンク構想

 エンジニアがデータベースに登録され、SESでの人材探しだけでなく、転職にも利用できるプラットフォームを考えています。具体的にはこんな感じです。

サービスモデル図はこちら

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トップ画面はこちら

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エンジニア詳細画面はこちら

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 具体的にどんな使い方を想定しているのかは下記に記載します。

SESの人材探しとは?

 今まで人海戦術で行なっていたエンジニアと案件のマッチングですが、そもそもエンジニアがどこにいるのかが分からないことが問題でした。一つのプラットフォームに登録することでボクらエンジニアがどこにいるのかが明白になり、案件が集まってくることを期待しています。

 一人一人は小さな存在ですが、例えばTwitter上にいるエンジニアが全員登録したらどうなるでしょう。市場で無視出来る存在でしょうか。集まることでしか産まれない価値があるのではないでしょうか。

転職にも利用できるとは?

 未経験からエンジニアになるのが難しいのは、育ててくれる企業が少ないからです。それは育てたあとにすぐ辞めていってしまうから。
 育てた会社にもちゃんと利益が残るように、エンジニアバンクでは転職斡旋も、その育てる企業が出来るようにしようと考えています。エージェント業を自社でやるのです。せっかく育てたエンジニアを手放すのは惜しいと考えると思いますが、エンジニアは新しい技術を求めて巣立つものです。エージェントに利益を落とすくらいなら、このエンジニア業界で還流する仕組みを作らなければ育てる企業が無くなってしまうと考えました。

フリーランスエンジニアが登録するメリットは?

 企業から直接オファーを受けることで、仲介を出来る限り浅くし報酬の向上を目指せます。自分のスキルシートをオンライン管理することで、どんな企業が閲覧しに来たのか、自分の報酬設定は適正なのかなど、客観的な指標が提供されます。

企業が自社のエンジニアを登録するメリットは?

 SESを例に出してみましょう。大抵のSES企業は、契約終了の1ヶ月前に経歴書の更新をしてから営業開始しています。つまり案件がもう終了するよ!っていう直前になってしか営業が出来ないのです。『もっと早いタイミングで営業をしてはどうか?』そう思いませんか?
 実はそれが出来ない構造が仲介構造なのです。営業さんは当月の売り上げを出すことに必死です。2ヶ月も3ヶ月も先の営業は出来ないわけです。ところが経歴書の登録をしているだけで『相手から打診があるならどうでしょうか』
 積極的に営業はかける時間が取れなくても、3ヶ月先の営業をせずに高単価の元請け直案件に入ることが決定していれば、SES企業にとってはとても助かる仕組みなのです。
 どういうことかと言うと、元請け目線で見ると『どこかの企業で認められていて市場に出てくることのない人材にアクセスすることが出来るプラットフォーム』というわけです。双方にメリットのある仕組みです。


 エンジニアはこんなアプリから「興味あり」「興味なし」を返答します。
とにかくエンジニアにとって良いものを作りたいのです。

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実現への壁を越えるために

 必要なのはTwitterやfacebookにいるエンジニアの皆さんのチカラだと考えています。プラットフォームというものは優れた仕組みを用意したとしても、そこにある情報量によって価値は変わります。
 登録の仕組みは簡易登録が可能なように、メールアドレスと経歴書をアップロードするだけ。たったこれだけでボクらの業界が変わるかもしれません。5000人、1万人と規模を拡大し、みんなで業界を変えていけたらと考えています。


あとがき

 業界変えるなんて簡単なんです。集団で声を上げれば良い。たったそれだけの事なのに実現しない。ボクらエンジニアは効率化を担う人材のはずです。一度しっかりと設計しフレームワークに落とし込むような仕事をしているはずです。どうせ業界は変わらないと諦めずに、普段営業に使っている経歴書、転職に使っている経歴書、これボクらに託して頂けたら幸いです。

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おまけ

 ここまで読んでくださり有り難うございました。実はこのエンジニアバンク。9年前に自社サービスとして同じようなサービスの構想がありました。ボクらはSESとして現場に出ながら、みんなで帰社して、みんなで寝泊りをし、みんなで作り上げたい。そういう気持ちで作っていたTECHというサービスがあります。
 たくさんのエンジニアが仰っている『自社サービスに関わりたい!』という気持ちがとても分かるのは、ボクもその1人だったからです。その9年前の資料がたまたま出てきました。懐かしいなぁ・・・そう思いながら見ていたのですが、皆さんに公開します。Googleドライブの権限を付与しています。興味のある方は覗いてみてTwitterなりで感想くれると嬉しいです。

 TECH(エンジニアが元請けと直接繋がれるサービス)

 ボクの中で一貫していることは、エンジニアのための何かを作りたいということ。フラットな業界にしたいということです。当時、一緒に夢を追いかけていた仲間はもういませんが、ボクの中で彼らの存在は今でも生きているのかなと感じています。だって、また思いがけず同じようなサービスを作っているんですもん。このエンジニアバンクが世に出て彼らの目に触れることがあれば、『あの頃作っていたやつじゃないですか!』ってまた声をかけてくれて飲みにでも行けるのかなって思っています。

 エンジニアにとっての夢のプラットフォームを目指しています。どうかご協力頂けないでしょうか!

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