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娘の部屋、片付け代行サービスの旅。

コロナの感染状況も落ち着いたので、久々に飛行機に乗って東京へ行きました。娘の部屋を掃除するために!

ほんとは半年に一度くらいのペースで行きたかったんだけど、一年半後にようやく念願叶った!という感じです。

いつも目の前のことに夢中になる娘のことだから、きっと身の回りのことそっちのけで毎日を過ごしてるに違いない。だって25年前の私がまさにそうだったから。娘のためというよりも、当時の私がして欲しかったことをしに行って、過去の自分を癒すのが今回の旅の最大の目的です。

動線をどうするのか、いるもの、いらないもの、まとめるもの、分けるもの、高い位置、低い位置、使用頻度、色々相談しながら、なんとか片付け終了。

娘は高校3年生でありながら、会社取締役兼デザイナーとして、いかにクライアントに喜んでもらえるか考えて、日夜働いているんだけど、

私が「これはよく使う?それなら、ここに置いた方がよくない?」と配置していくと、

「なんだか、クライアント側になった気分や。片付けって、情報構築に似てるんだね」って。うーん。知らんけど。。おかーさん、そーゆーの、分からんけど。

娘いわく、「不便なのはなんとなく感じているけど、どうすれば便利になるのか提案してもらって気付くし、感動する」らしい。

とにかく、喜んでもらえたみたいで良かった。出来ないわけじゃないけど、後回しになってしまいがちだからね、自分の身の回りの片付けは。でも、自分自身を大切にする意味で、普段から掃除してくれたらいいなぁと母は思います。40過ぎて気付いたことだから、これは若い時の自分にも伝えたい。

帰り際、ほんとは最寄り駅まで見送ってくれるはずが、空港まで一緒に着いて来てくれました。スマホも財布も持たずに出てきたにも関わらず。…そーゆーとこ、ほんと、心配。

小さい頃から変わらない、プニプニした手を繋いで、ほんと、大きくなったなーと実感。

「大きくなったら魔法使いになりたい」
「魔法使いになったら、何がしたいの?」
「みんなを幸せにしてあげたい」

17歳、テクノロジーの魔法で人々を幸せにしている娘の手を、頼もしく、愛おしく思いました。

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