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【インタビュー】ハッカソン予選チーム!チーム千葉3.0の情報共有マップツール|Digital Hack Day 2022 レポート

10月2日のデジタルの日にあわせ、Yahoo! JAPANがハッカソンイベント「Digital Hack Day 2022」を開催しました。総勢数百名のエンジニアやデザイナーがチームを作り、「日本のデジタル化」をテーマにさまざまなテクノロジーを用いてアイデアを実装し、作品を競い合いました。
マップボックス・ジャパンは国際航業株式会社様と合同で協賛企業として、参加者にMapbox APIと国際航業様の地図コンテンツAPI配信サービス「PAREA-API」およびテクニカルサポートを提供しました。

今回は、チーム「千葉3.0」の皆さんにインタビューを実施し、作品の紹介、Mapboxを使った感想などを伺いました!前回のチームKICKHOSTインタビューブログはこちら

話し手:
千葉3.0 千葉さん、栗林さん

聞き手:
国際航業株式会社 相澤さん
マップボックス・ジャパン合同会社 山家

千葉3.0 プロフィール

Q:チームの皆さんの自己紹介をお願いします。
千葉:千葉3.0はエンジニア3人のチームです。当初はWeb3.0のプロダクトを作ろうと思い、千葉3.0という名前にしました。それぞれの今回のハッカソンにおける役割分担は以下の通りです。開発は画面単位で役割分担をしていました。

  • 千葉:リーダー、開発担当

  • 栗林:プレゼン資料担当

  • 西森:開発担当

栗林:元々4年前から知り合いで、千葉さんからプログラミングを学びました。今回のハッカソンも、千葉さんから「申し込んでおいたから。」と事後報告があり、急遽参加することになりました。

▲左から千葉3.0の栗林さん、千葉さん

「しぇあらーと」開発経緯

千葉:しぇあらーとを作ろうと思ったきっかけは自身の体験からです。私は2人の子供を子育て中ですが、以前子供と多摩川を散歩した際に、瓶の破片やタバコの吸い殻が多く落ちており、子供が食べそうになりました。なんでも口に入れようとする時期だったので、事前にゴミが多いとわかっていれば、多摩川には行きませんでした。
しぇあらーとを開発する前に調査したところ、同様のサービスは自治体レベルではあるものの、小学生向けに通学路の安全を確保するためのものでした。幼児向けのものが欲しいと思い、しぇあらーとの開発を決めました。

栗林:教育関連のWeb3.0など、他のアイディアもたくさん出ました。今回限られたハッカソンの時間の中で身近な問題を解決したいと思い、しぇあらーとに方針を決めました。

作品紹介

「しぇあらーと」は、保護者と子供が安心してお出かけできるようになる情報共有マップツールです。保護者同士で街に潜む子供のあらゆる危険をシェアし、それらをお出かけ時にアラートします。
使用技術:Mapbox、PAREA-API

ハッカソンでの「しぇあらーと」のプレゼン動画はこちら



栗林:発表後のZoomのブレイクアウトルームに審査員がたくさん訪れてくれたので感触はよかったです。正しい情報を投稿した人にリワードを用意する仕組みづくりが大切ということや、オープンデータ活用などのアドバイスをいただきました。

ハッカソンで苦労した点

Q:今回のハッカソンで苦労したことはありますか?
千葉:リモートでのハッカソンでしたが、子供がいるので家ではプレゼン発表ができず、コワーキングスペースから参加するのが大変でした。また、夜中も開発する中で、子供の面倒をみてもらうために実家の母にも協力をお願いする必要がありました。

栗林:今回、実質10時間くらい(実装は5時間)で全て作り上げました。他の作品をみていると、完成度の高いものが多く、ハッカソンの前から準備していた作品もあることに驚きました。もう少し時間があれば、「PAREA-API」などにも触る時間があったと思います。

Mapbox APIを利用した感想

Q:Mapboxを使った感想を教えてください。
千葉:前職でMapboxを使っていたので、今回もすぐに実装することができました。Mapboxは地図でやりたいことはだいたいなんでもできて、できないと思ったことはありません。レンダリングが早いのも嬉しいです。

栗林:私はこれまでMapboxを知りませんでしたが、面白いツールですね。アプリのUIに合わせてビジュアライズも細かくできて、使い勝手が良いと思います。

最後に

Q:今後の豊富をお聞かせください。
千葉:Hack dayには今後も毎年コンスタントに出て行こうと思っています。月ごとに豊富を考えているのですが、仕事でも子育てでも体力と筋力が大事だと感じることが多いので、今月の目標は体力をつけることです!

栗林:今回のハッカソンでは開発プロセスを短期間で学べました。私はプログラミングスクール「CODEGYM」の運営をしているので、サービスをよりよくしていくために、今回のハッカソンの経験を昇華していきたいです。

これからもご自身の経験から課題解決のためのプロダクトを世に生み出していくことを期待しています!千葉3.0の千葉さん、栗林さん、ありがとうございました。

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