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「Becoming a mother」(原題:「母になる」)がWelkin Magazineに掲載決定

このたび、Toshiya Kameiさんの翻訳で「Becoming a mother」がWelkin Magazineに掲載されることになりました。

日本語版も公開しますので読んでいただけると嬉しいです!15分ほどで読める長さです。

この作品は2016年に書いた私のはじめての小説で、星新一賞の最終候補作でもあります。

いま同じテーマで書くとまた違ったものになるんだろうなと思いますが、自分で好きだと思える作品なので当時の感覚をそのまま残し、少しだけ手直ししました。


夏に開催された第一回かぐやSFコンテストで「いつかあの夏へ」が読者賞をいただき、Kameiさんが過去作品にも目を通してくださって翻訳が実現しました。
かぐやSFコンテストでは選外佳作(Honorable Mention)からもKameiさんによる翻訳作品がすでに海外デビューを果たしています。
新人賞だけでなく活躍できる場があることで、これからも日本発のSF作品がたくさん世界へ羽ばたいていければいいなと思います。

梶舟景司さんの「The Book Reader」(原題:「本が読める特別な彼女」)はKameiさんの翻訳でClarkesworld Magazineに掲載され、朗読版も出ました。夢がありますね!


バゴプラのみなさま、選考委員の橋本輝幸さま、井上彼方さま、そして読者のみなさまに支えられて作品が世に出られることに感謝の気持ちと、喜びで胸がいっぱいです。

何より「母になる」を細部まで読み込んで理解し、素晴らしい翻訳版を作り上げてくださったToshiya Kameiさまと、私の作品を採用してくださったWelkin Magazine編集部のみなさまに心から感謝申し上げます。

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