華道と認知症ケア #99
華道と認知症ケアです。
華道が似合う京都での取り組みになります。
内容として、華道と心理学を融合させたプログラム「いけばな療法」の体験会が、京都府南丹市美山町大野の大野ふれあい館で開かれました。地元の高齢者ら約30人が花の手触りや香りを楽しみながら、思い思いの作品を仕上げています。
認知症ケアなどの手法として、同療法を提唱するNPO法人「フラワー・サイコロジー協会」が各地で実施しています。
赤い枝が特徴のサンゴミズキやナンテンなどクリスマスカラーの植物のほか、色鮮やかなキクやガーベラ、匂いを楽しめるハーブ類など計20種類ほどを用意し、参加者は使いたい花を自分で選び、香りや手触りの違いを感じながら自由に生け、満足がいくまで何度も挿し直しています。
完成後は作品を見せ合った。「すっきりした姿だ」と相手の作品を褒めたり「いけばな経験はなかったが、ゆったりした気分で楽しめた」と感想を話したりして和やかに交流しています。
推しや趣味に続く活動だと思います。
よろしくお願いいたします。 サポートいただいた場合は内容を明確にして活動に使わせていただきます。