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米子市:家族会と見守りと図書館 #760

noteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に興味ある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、話題があれば雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

鳥取県米子市での活動になります。

全国に団体がある認知症の人と家族の会ですが鳥取県支部でも認知症の患者の家族が日ごろの悩みや経験を共有する会合が開かれ、昨年8月から認知症の妻の行方が分からなくなっている男性が「認知症の人には名前がわかるものやGPSが付いている機器を持たせることが必要だ」と会の中で呼びかけました。

全国ニュースにもなっていますが以前noteでも取り上げた内容です。

今回「家族のつどい」は市立図書館で開かれ10人が参加されました。

その場で男性は奥様が自分の名前や住所が言えなくなっていたことや、歩いて向かった方向が、当初の予想と異なっていたことなどを説明しました。

その上で「認知症の人には必ず名前が分かるものや、GPSが付いている機器を持たせるようにして、どこにいるかがわかるようにしておかないといけない。このような集まりに参加し、私のような経験をしない人をたくさん作ることが私の仕事だと思っている」と訴えました。

GPSは月々の費用も掛かり、自治体の補助があっても住民の負担は発生するものが多いです。それに加え、いつ出かけるかもわからない当事者に向けてずっと持たせておくのは難しいと意見もあり普及が進んでいません。

ただ位置情報を正確に捉えるものとしてはGPSは優れており、Bluetoothとはやはり違います。

今回のように関係者が訴え、皆で考えることで次に生かす話し合いをこれからも続けていく必要があると感じました。

最後まで見ていただきありがとうございました。

米子 認知症患者の家族が経験を共有 “名前やGPSを”

出典 NHK

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