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認知症の行方不明過去最多 #515

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
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先月、警察庁の発表で、去年1年間の認知症(またはその疑いがある人)の行方不明者が1万8709人となり過去最多となったことが報道されていました。

それに合わせて全国各地での行方不明者数や現状などが報告されていますので皆さんの地域でも話題になったと思います。

その中でも富山市も前年より1073人行方不明者が増加したそうです。

今回、全国様々ある中で富山市を取り上げたのは、チューリップテレビが今年1月から「消える高齢者」と題して、調査報道を続けていることがあります。

調査報道のテーマにもしていますが、富山県には総延長が1万2000キロにも及ぶ、全国一とも言われるほどたくさんの用水路があり、認知症のお年寄りが落ちて亡くなる事故が相次いでいます。

先月、富山県警の発表で去年「用水路」に転落し亡くなった人が16人だったことがわかりました。全国ワースト1位の人数であり、その多くが認知症の高齢者とみられています。

見守りでよく話題に出ますが行方不明になっても周辺1km以内の身近なところで見つかることがほとんどと言われています。
そしてこの記事にもある用水路や側溝、ちょっとした段差などで動けなくなっていることも多いそうです。

この記事の最後にはGPSの使用で場所がわかり助かったとの内容もありましたが今は使える技術も増えてきましたので費用はかかるものの各自治体や国も大きな枠組みでの対策が必要な時期となってきたと感じました。

見守りの記事も3つブログにまとめていますので宜しければご覧ください。

“認知症”の行方不明者1万8709人の衝撃 富山県では用水路に高齢者が落ちて亡くなる悲劇が止まない現実…事態は悪化

出典 チューリップテレビ

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