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NTTの認知症への取り組み #132

以前NTTの「脳の健康チェックフリーダイヤル」の話題を入れました。

その時には新しいサービスやソリューションが出たんだなという程度でしたが今回の記事でNTTの今後の認知症への取り組みの本気度を見た気がします。

少し振り返りますが、上記サービスは2022年9月21日より無償トライアルが開始されています。日本テクトシステムズ社の認知機能みまもりAI「ONSEI」のアルゴリズムを利用して、時間見当識の質問(西暦で何年何月何日何曜日ですか?)に対して利用者が発話した数秒の音声および年齢から、認知機能に変化があるかどうかを判定します。「ONSEI」は、1008の音声特徴量及び3種類の識別アルゴリズムの組み合わせを解析することで生み出されたAIで、軽度認知症群に対して93%の正分類率で判定することができるとされています。

脳の健康チェックフリーダイヤルは、開始約1か月で40万もの利用があったそうです。トライアルは2022年度末までを予定しているそうですが、次のステップではこの結果を基に、パートナー企業と連携して利用者の生活、健康が向上するサービスを提供していく考えとのことです。

NTTという通信ネットワークを活用して、他産業連携を積極的に推進して欲しいと思います。

認知症 定期的な「脳の健康チェック」で早期発見を

出典 讀賣新聞オンライン


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