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認知症リスク軽減のために加齢性難聴の進行予防対策 #719

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に関心、興味のある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

今回テーマは高齢者難聴や補聴器についてですが最近ではテーマとして多く取り上げられており、また自治体の健診で耳の聞こえをチェックする所も出てきています。

過去ブログでも特集にしています。

そして今回の記事では神奈川県川崎市にある太田総合病院 中耳内視鏡手術センターの欠畑誠治センター長に聴覚機能の低下を含む体の衰え「ヒアリングフレイル」について話を聞いています。

まず加齢性難聴については感音難聴の一つで、音による振動を電気信号に変える細胞や脳に情報を伝える神経細胞の「シナプス」が減少し、脳に音の情報を送る能力が低下することが要因とされています。

具体的は25デシベル(ささやき声程度)以上の音が聞こえない難聴の人は、65歳を超えると急激に増加します。

そして加齢性難聴の問題は、聞こえないことでコミュニケーションに支障が出る、社会的に孤立する、認知症のリスクが高まることなどが挙げられます。

上記で自治体で取り上げられるところもあると書きましたが全国としては、現在75歳以上の高齢者を対象に行われているフレイル健診の項目に聴覚機能の検査は含まれていません。

このため、自分で耳鼻咽喉科を受診し検査を受けなければ機能の低下を認識しづらいということがあります。聞こえの悪さは「年齢のせい」「仕方ない」と思い込み受診しない人も少なくありません。

ただ「認知症リスク低減のために難聴の検査をしてください」とPRしても現状さほど困っていない人を動かすにはよっぽどパワーがいると思います。

少し視点を変え、「難聴対策をするとより脳のパフォーマンスが高まり、若い脳の健康度を維持できますよ」としていくのが良いのかもしれません。

また何か良い声掛けや工夫など実践している方がいればぜひ教えてください。
最後まで見ていただきありがとうございました。

聞こえの衰え、認知症リスク
~加齢性難聴の進行を予防(太田総合病院 欠畑誠治・中耳内視鏡手術センター長)~

出典 時事NEWS

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